天と地の間

クライミングに関する記録です。

しばらく休み

2013年02月12日 | フェース
二年前に肩を傷めて以来、病院を3件替えて症状を見てもらったが、どこもレントゲンを取って、「異常はないですね。しばらく休
みましょう。」というのが共通の見解。どうも、医者は日常生活に支障がなく、レントゲンに異常がなければ、さして根本原因ま
で探ろうとしないようだ。
それからというもの、整体に通い、痛みに堪えながらのクライミングをやってきたが、このままではトレーニングも満足にできず、
現状維持もままらならない。レベルはどうあれ、自分の最善のパフォーマンスができなければやっても意味はない。とにかく、ま
ともに登れるようにしようと、6日(水曜日)、最初に行った整形外科に再調査に行くことにした。

ドクターとの面談で、「直りません。MRIがあるなら撮ってくれませんか・」とやや強行にお願いすると、「土曜日に肩の専門医が
来るので、そのときに診て、判断してもらいましょう」とのこと。この日はレントゲンを撮った後、ヒアルロンサンを肩に打って
終わる。
土曜日、専門医と面談後、やっとMIRを撮ることになった。すぐに撮ってくれるかと思ったら、予約が必要で月曜日になるという。
月曜日といえば、連休最終日、それ以降は3月10日しか空いてないという。それまでは待てない。土曜日といい、月曜日といい連休
がつぶれてしまう結果になるが致し方ない。月曜日の午後に予約を入れる。

月曜日の午前中は空いている。
午前中だけでも登ろうと、しのぶさんと現地8時半の待ち合わせをする。
気温1度。10台でアップも手がかじかみ、難しく感じる。
アップ後、春雷に取り付いたが、2テンでやっと終了点へたどり着く。
デッドのとき、肩に痛みがはしるのがわかっているために、自ら規制をかけてしまう。そのリミッターがこのところ、だんだんと
下がってきていることを感じる。こんなことでは何をやってもだめだ。これでは11台も落とすのも微妙なところだろう。
11時。今日はこの1本のみとし。診察のため、彼女と別れて病院へと向かう。
治療のためとはいえ、彼女は魚道で他の人と合流し、登ることになった。申し訳ないことをした。

病院にて
MIRの台に寝そべって50分。やっと撮影完了。その後、しばし待たされて診察室へ行くと、ドクターが「原因がわかりました。」と
いう。「靭帯に亀裂が入っていますね」とのこと。そして、そこを取り巻く部分が炎症を起こしているという。
いろいろと説明を聞いたが、肩の動きは複雑すぎて今ひとつわかりづらい。とにかく現状のままではよくないというのは分かった。
で、治療方法を聞くと、選択肢は二つ。一つは手術。靭帯は手術をしなければ直らないとのことだ。トレーニングを再開できるのは
半年後とのことだ。もう一つは、炎症が治まるまでしばらく休む。その後、筋力をつけていく。うまくいけば元の力を獲得できると
いうが、無論、根本的な解決にはならないため、再発の恐れもあるだろう。炎症の治まりは2ヶ月は要するだろうという。
ドクターは手術はいつでもできるから、しばらく休むのも手ですというが、悩ましい。


しばらくは生まれたばかりの子犬を相手にまどろむのも悪くはないか。
心配なのは、そのままずるずると、まどろんでしまうのではないかということ。




とりあえずは、軽い運動をしながら炎症の治まりを待つことにした。それで改善しなければ手術すればいいだけのことだ。
それにしても、もっと早くに撮ってくれていれば分かったものをと思う。


コメント (2)
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