天と地の間

クライミングに関する記録です。

気がかりな本匠リボルト

2024年07月15日 | フェース
残滓消滅
年齢的なこともあって、この数年は気になっていた箇所の解消に努めてきた。
それが終わった。
と言っても、個人的にはできないものがある。それは本匠のリボルト。

20年前にJFAと遊歩道のリボルトを行ったが、やったのは1/5ほど。残りはカットアンカー。
とりわけ、魚道、切り株、宮前エリア、猪鹿ロックはほとんどカットアンカーが残されている。
カットアンカーはステンレスの14㎜。ボルトは10㎜。
今すぐどうなるというものでもないが、被りの箇所を優先に何れは手を付けなければならないだろう。
これまで、鉄製アンカーや効いていないアンカーを一つ、二つとリボルトしてきたが、ルート単位でするのは
費用、時間、労力ともに個人レベルでは無理な話。組織的に動くのを期待したい。


ムササビファミリールートの浮石処理をする折に破壊された
ビナ。浮石は推定重量700K近かった。こうゆうこともあろう
かと、バックアップを取っていたのが幸いした。

私もカットアンカーを開拓や整備で使ってきた経緯がある(当時はそれが優れていた)。当然、要請があれば、労
力は惜しまないつもりだ。
後、マルチで少々気になっているのが、小積の蜘蛛の糸。
32年前にに整備に入ったが、その後、岩の崩壊やボルトの打ち増しでルートが判別しづらくなっていると聞いた。
折を見て、検証に行こうかと思うも、なかなか足が遠い。
いずれにせよ、目下の残滓は消え去った。
これからは、もう少しクライミングはもちろんの事、開拓もやっていきたい。残照があるうちに。

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