天と地の間

クライミングに関する記録です。

比叡Ⅱ峰下部「翼をください」リボルト完了

2023年02月15日 | ルート整備
一昨年の秋にⅡ峰下部の整備の区切りがついて、楽しもうと思いながらも、それから一回しか訪れていない。
たまには行かなければと思っていたところ、後2ルートの整備が終わっていないのを思い出した。
というわけで日曜日はリボルト整備へ。整備したルートは、マザーカンテの左横にある「翼をください」。11c/d
整備後はビレイヤーがいなかったために、取り付いて改めてグレーディングすることもできなかった。
登る方がいれば、その後に体感グレードを知らせいただければ幸です。


「マザーカンテ」カンテ近くを登る。

さて、残るは後、一本。日向の黒馬の左横にある「国民のフェース」。
これについては、春先にでも。完全に錆びたボルトを使ってソロエイドで登るのは一本が限界のため。


未公開ボルダーエリアにて


おなじく、未公開ボルダーエリア。

整備を終えてからは、ボルダー新エリアの開拓メンバーに合流。
やはり、比叡。そそられるボルダーがごろごろしていた。
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大分の海岸ボルダー開拓

2023年02月05日 | ボルダー
マットはおろか人口ホールドさえ無かった遠い遠い昔のこと。
トレーニングといえば、ひたすら懸垂系だった。
これでは短調かつ進歩も望まれないだろうと、時々、自宅から1時間ほどの海岸に一人でボルダーに行っていた。
当然、マットがないので、選ぶ課題は下地が玉砂利のところ。ランディングの時は衝撃を吸収してくれるので、
すこぶる良いが、いかんせん、玉砂利のあるところは概ね波打ち際。このため、引き潮の時に行っていた。
そこへ昨年、何十年かぶりに訪れると、海岸が変わって、玉砂利は影も形もなくなっていた。
隔世、今日はマットを持って、以前から気になっていた海岸へボルダーに行って来た。
昨年末の偵察を含めて二度目。


ここなら、一人でも取り付ける。


大きなボルダーもあるが、砂岩ではこの高さは怖い。


岩質はほぼ砂岩。それと砂岩とチャートの礫岩。当然もろい。
おまけに三波川変成帯の影響か、広域変成を受けているようでよけいに脆い。それでも、探せばあるもの。良い
ところもいくつか見つけた。




意外とランディングの良い個所も結構あり。

ここから離れた宮崎県よりの海岸の岩は、岩質は打って変わって、粘板岩が現れる。
いわゆる頁岩。文字通り、剥がれやすい岩質。波に洗われたところは被って、スローパー。良いところもあるも
のの数少なし。
というわけで、大分の海岸は良いところはまとまってはないようだ。
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