天と地の間

クライミングに関する記録です。

本匠遊歩道で草刈り

2010年07月27日 | フェース
 梅雨が明けて一週間目、まだ浸み出しがあるだろうし、来ている人もいないだろうが、伸びている草でも刈ろうかと、ノコ、鎌、ボルダ
ーマットを積み込み本匠に向かった。
着いてみると8人程度の人が来ており、状態も思ったよりも良い。
 来ていたグループの中にラリナガ(福岡のジム)であったこのある人が何人かいたので、どなたかにビレイを頼んで登ろうかとも思った
が、取りあえずは、当初の目的どおり、伸びた枝を刈ることにした。
 一時間半ほど伐採をしたら、汗だくになった。しばらく休んだ後、やはり、せっかく来たのだからとラリナガのメンバーにビレイを頼む
ことにした。
アップを2本登って、昼食後、長いルートを2本ばかり登ろうかと思っていたら、知らないうちに彼らは帰ってしまっていた。あてが外れ
た。 予定では、伐採の後、宇目のボルダーに行く予定であったが、これから行くにはなんとも中途半端。引き上げるしかない。アップだ
けで帰るのはやるせないが。
 帰るために駐車場へと向かっていると、かぶったところで登っている地元クライマーがいた。そして真下には子供と一緒の遊泳客が。


10時頃はまばらだが、12時前後になると、ここ本匠は
清流で知られているだけにお客さんは多くなる。

彼のこういう行為をみるのは、今日2度目。1度目はなにを考えているんだろうかと思ったが、2度も見せられると不注意ではないのがわ
かる。なんにも考えていないのである。欠けた石を落とすこともあるし、ヌンチャクを落とすことだってあるのがわからないらしい。何年
も本匠を中心に登っているのに。あえてそういうところを登るのは、パフォーマンスを見せたいがためだろうか。


ルートの真下には遊泳客が。
よくこんな状況で登るものだ。

 彼が怪我をするのは勝手だが、クライマー以外の人に怪我をさせると彼だけの問題では終わらない。観光地だけに、おそらく遊歩道では
登れなくなるだろう。
そう思い、一言注意したがわかったかどうか疑問だ。

天気が良いのはいいが、脳天気だけはいただけない。



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やむなくオフ日

2010年07月21日 | トレーニング
 連休の中日の日曜日、どこも状態が悪いため、日向神に行くことにしたが、途中で状態が悪いとの情報が入ったので引き返すことにした。
 引き返した場所は自宅から1時間ちょっとの黒川温泉。ちょうど中間地点になる。
 いつもなら、ここまで来れば行くだけは行くところであるが、この日はアポ無し。あまりにリスクが大きいためにあっさり諦めた。
 そのまま引き返すのはもったいないと、通るたびに気になっていたクロスカントリーのコースを見学することにした。


コース横に併設されている案内所兼レストラン

 コースの整備の良さに使える人は限られているのだろうと思っていたが、お店の人に聞くと誰でも使えるとのこと。
料金は100円。それも任意と言う。払わない人はいないと思うが100円は安い。


すばらしいコースの一言

 コースを少し歩いてみたところ、すばらしいの一言。一週3000m、見渡す限りでは、コース一面に短い草が生えており、走りよさそ
うだ。そして景色が良い。九重高原だけに阿蘇の山並みや九重が間近に見える。なにより良いのが涼しい。それもそのはず、高度計は700m
を指している。


こういう感じで続いているようだ。
緩やかな起伏が続いている。


 走っている人は実業団らしきグループや市民ランナーのグループが多い。中には女性一人で走っている人も。
ここで走った後、温泉に入り、ビールで1杯やるのもよさそうだ。
すぐ近くには温泉があるし、黒川温泉にいたっては15分程度で行ける。
チーム32の面々、ここでトレーニングをしようではないか。






日本一のマラソンコースと書いているが
けっして大げさではない。
コメント (3)
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スラックライン

2010年07月09日 | トレーニング
ヨセミテで初めてスラックラインを見て(遠征の記録を参照)、
これは使えると思い、帰国後、荷締め機で代用しようとホームセンターで物色したところ、意外に高い。ちょうどそのころ、スラックライ
ンに特化した製品が日本にも入ってくるようになってきたので、それを買おうかと調べたら、安いものでも12000円~16000円程度とこれま
た高い。長くやれるかどうか分からないものにそれだけのお金はかけられない。それが理由で1年余り保留していたのであるが、知り合いが
ネットで3500円で買ったというものを見て、それぐらいならいいかと買ってみた。


中間が当然、一番難しい。
手でバランスをとるのがコツの一つ。


物は3500円にしては良い。幅は5cm、長さは15m。正規版との違いはテープの厚みぐらいのものである。それと正規版の良いものは滑り止め
が付いているらしい。私のは厚みがない分、少し伸びるがしっかり張ればなんら問題ない。

問題はやるところ。やはり平日であれば公園しかない。いい年をして一人でこんなものをしていると怪しまれるので、あまり人のいない公
園で、なおかつ子供たちも夕飯に帰る時間帯をねらって行くようにした。


トライ中の私。写真では簡単そうだが。


片足で静止するのはすぐにできるようになったが、歩くことがままならない。バランスを崩したおり、立て直すのにこれまで使ったことの
ない部位の筋肉を使うようだ。最近、注目されるようになったコアといえばいいのか。
一週間に一度の割合で、30分程度ボルダーをする前にやっていたら、徐々に歩けるようになった。やり始めてほぼ一ヶ月、10m程、端ま
で歩けるようになった。今後の課題は、途中で方向転回することとジャンプして乗ることだ。ヨセミテではバク転して着地する奴がいたが、
これだけはやめておこう。



やり始めて感じたことは、クライミングには確かに有効だろうということ。立ちこみの練習になるし、クライミング時にバランスを考える
ようになる。それと沢登に有効ではないかとも思う。なぜなら沢を歩く折には、飛び石伝いに歩くことが多いため、後足を蹴らずに前足に
体重移動してバランスを保つテクニックが身に付ければ、岩の上で滑って転ぶことも減るのではないか思う。沢登はやったことがないが、
川原の岩から岩を飛んで走ってボルダー間を移動した経験からそう思う。


片足だとバランスをとりやすい。

始めるにあたっては、腰に悪いのではないかと思っていたが、意外に良い。おそらく腸腰筋を鍛えるためだろう。


 追記・・・・先日、人口壁の近くでクライマーのいないときを選んで数人にレクチャーしたが、人工壁の近くでするのは、止めたほうが
よいだろう。近くでわいわいとやられるのは、真摯に取り組んでいる人に迷惑だからだ。
最近は、そういう微妙なところがわからない人が増えているので、近くでやる人が出てくるのではないかと、ちょっと危惧している。そう
なれば、私としては悔やむことになりそうだ。



スリングの締め具。ヨセミテではビナを利用して張っていた。

 ちなみに、スラックラインのスラックとは、ルーズと同義語で緩いとか怠慢という意味である。
ヨセミテでは昔からロープやテープスリングを利用し、気分が弛緩したオフ日にやっていた。
オンとオフのメリハリをつけるのに良い。

コメント (4)
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ランニングコース

2010年07月03日 | トレーニング
 写真は自宅から歩いて5分で行ける大分川河川敷。信号にかかることなく16k程度のコース取りができるのでランニングの環境はすこぶ
る良い。後はやる気の問題。それがなかなか湧いてこない。冬壁が終わるといつもこんな調子だが、これではいかんと、なんとか週1回のペ
ースで12kほど走っている。せめて2回は走らなければならないところだが。
 天気はよいときは歩道からそれた草の上やダートを走っている。12kの内、3分の2ほどはそういったところを走れるために足にはよい。



大分川河川敷 上流
乾いていれば草の上を走る。    



舞鶴高校ボート部の練習風景
真冬でも真っ暗な中、漕いでいる。


 問題は冬のランニング。
 風が強くなる上に真っ暗。土手の上にコースを替えると無灯火の自転車が向かってきて危なくなる。それがためにライトは欠かせないが
横2,3列でだべりながらこられるとそれもお手上げ。細心の注意が必要になる。
 自転車をかわすと、今度は犬の散歩連れが現れる。予測のない動きをするため、リーシュに引っ掛けられないように速度を落とさなけれ
ばならない。そんなこんなで一定のペースで走るのは難しい。
 そんなことを考えていると大濠公園がいかに走りよかったかを実感する。もっとも、大濠公園とて福岡市民マラソンをきっかけにランニ
ング愛好者が増えてきて閉口したが。一番やっかいなのは集団で横に膨らんで走るグループであった。それと横一列に並んで歩くおばさん、
おじさん達。そのうち、ぶつかったり等問題もでてくるだろう。

 
 近年、自分のやっている行為が第3者にどういう影響を与えるかという想像力が欠如した人が多く見られるようになった気がするが、気
のせいだろうか。
 まあ、走る気があればどこにいようが走れるのであるが、どうせ走るなら、安全に走りたいものである。


河口側
遠くに見える橋を渡って対岸の河川敷に下りる。
橋を渡るのが一番いやな部分。人目につくので。


 話は飛ぶが京都に「哲学の道」というのがあって、観光地になっているそうである。どこが良いのかというと、余分なことに意識が分散
されず歩けることから、いろんな発想が生まれるところらしい。
 そういう場所の第一条件はやはり、安全だということだろう。第二番目は四季折々の草花をめでることができるような環境であろうか。
第二番目については、人それぞれの感性が違うことから、それぞれ十人十色の哲学の道があっても良いはずで、人の哲学の道を一回歩いて
も何の意味もないだろう。
思考を阻害されないで歩けるということは、決まったコースになるだろう。
 ランニングについて言えば、おんなじコースを走ると飽きるし、効果もない。でも、せめて10k走る内、2kでも安全に何も考えずに
走れるところがないかと固定的な場所を探しているところであるが、なかなかである。
べつに思考の整理をするでなく、漫然と走りたいだけであるが。

そういえば、ランニングハイも1,2回経験しただけで10年以上ない。これもやはり、コースが関係するのかもしれない。

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