天と地の間

クライミングに関する記録です。

冬山トレーニングで鷲ヶ峰へ

2023年12月02日 | トレーニング
土曜日は冬のトレーニングで阿蘇、鷲ヶ峰に入った。
この日のパートナーは大分のT氏。仙水峡で落ち合い、7時に出発。




懸垂点
懸垂した後はあと1ピッチ。だが、その後の稜線歩きが核心ともいえる。

稜線は終始日が差さず、寒風に吹きさらされての登攀は、まだマイナス気温に慣れていない身に
堪えた。






寒いはずである。

来たついでに、以前来た折に、気になってたところを補修しようと、整備道具を持ち上げたが、
上記の環境と時間の制約の中での工作で大したことは出来ずじまい。
ドリルはほどよい重みとなり、充実したトレーニングとなった。

この日の行動時間9時間15分
移動距離:5.5K
累積高度:800m
消費カロリー:2789kcal
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

整備を兼ねて本宮山へ

2023年07月16日 | トレーニング
土曜日の予定が無くなったので、軽く走ろうと、整備を兼ねて鋸と剪定ばさみをもって、大分市郊外にある本
宮山(607m)に行って来た。西寒田神社(ささむた)の登山口まで自宅から20分程。登山口から山頂まで4kと足
慣らしには良いところ。


自宅近くから撮影。
左が本宮山(607m)、右が霊山(りょうぜん)596m
本宮山を経由して霊山を往復すれば17.5k
霊山から田尻へ下りて周回すれば14.5k。こちらは霊山からほぼ下りだけとなるために、
私はあまり好みではない。


山頂近くの巨大な倒木。直径50㎝ほど。
流石にこれほど大きいとチェーンソーがいる。
せめて、踏んでいけるようにと、取り掛かったが、引っ掛かった他の木を処理するのに
1時間要し、最後は梃子を使って落とす。


足で踏んで越えることができるようになんとか処理。

豪雨の後で荒れているのは想定していたが、今回は今までにない荒れよう。これではまともに走れない。
登山道をふさいだ倒木が何本もある。そのうちの1本を処理しようと近づいたところ、中から黄色スズメバチが
出てきて、間髪入れずに足を3か所刺されてしまった。


元々は立っている木に作った巣なのだろう。これでは私も分からない。不覚をとるはず。


巣を駆除後に整備

これまで山では刺されたことがないというのに何たる不覚だろうか。
おりしも、おじさん2人が上がってきた。殺虫剤を持っているという。聞くと、先週刺されて、駆除しようと持
ってきたとのこと。
良いタイミングだが、後、5分でも早ければ・・
駆除を待って、一緒に倒木を処理した後、3人でしばし話したが、マウンテンバイクの人たちを時々見かけると
のこと。私も2回ほど見かけたが、ここは止めてほしいものだ。おそらく、素人さんだろう。それから、山頂の
紫陽花が話題に。良かれと思って植えたのだろうが山頂で紫陽花を見たい人はそんなにはいないだろう。
話が尽きると、延びた枝を処理しながら、最後に取り掛かろうと思っていた倒木のある場所に近づくと、先ほど
の2人が処理してくれていた。たまに整備に入っているとのとだ。ありがたいことだ。

8時入山、12時下山。

翌日曜日は一夜明けても腫れが引かず、クライミングシューズも履けないので安静にすることにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国東峯道ロングトレイル全ルート完走 

2021年07月12日 | トレーニング
どこの岩場も状態が悪いとあって、発想を変えて国東峯道ロングトレイルを走った。
今回、走ったコースは、10コースのうちの最後の2コース(K5,K6)、32.5k。累積高度は1373m。
「国東半島峯道ロングトレイル」は豊後高田市にまたがるT1〜T4と国東市にまたがるK3〜K6の10コース総全
長約135km。九州最長のトレイル。それも今回で走るのも最後となった。


言わずと知れた「熊野磨崖仏」私のロングトレイルはここから
始まった。

実際に走った距離はオプションコースを含めて162k、累積高度7602m。
ルートがかなり荒れている上に、地図と違った個所もあって行きつ戻りした結果、余分に走っている。
冬壁のトレーニングになればと、初めて訪れたのが二年前。
以来、冬山、春山の遠征前に30k程度に分けて走ってきたが、回数を重ねるごとに寺社仏閣、石像に引かれ、
時期を外れて訪れるようになった。


灯篭を持った石像。ユニークだ。


なわしろ苺。いわゆるラズベリー
いくつか摘んで食べたが、甘酸っぱく、疲れた体に良い。
ここは四季折々にヤマモモ、アケビが採れる。

静寂の中、仁王像、仏塔、石像に対峙すると、語りかけて来るものを感る。真に Sound of Silence。
今回は暑さに慣れていないことに加え、日差しと草いきれでゴールの両子寺に着いたときはかなり疲労していた。
文字通り、私にとって「峯入行」となった。
記録を見ると7月〜9月にかけはトレイルに入る人はいないようだ。夏場は暑いのはもちろんのこと、ダニ、蜂
にやられる確率が高くなるうえ、ただでさえ荒れているコースが薮で一層、荒れてくる。


ゴールの両子寺。仁王像が迫力がある。


T1~T4、K5~K10、途切れることなく設定されている。地図を見ると寺の多さが分かろうというもの。
ちなみにTは豊後高田市、Kは国東市に位置する。

次回行くとすれば、晩秋か春先だろうか。次回は写真を撮らずにおきたい。その方がより一層、深く名所・旧跡
と対面できそうな気がする。
追記
トレイルの最寄に停車場があるところもあるが、乗合タクシーの昇降場所である。平日は運行しているが、土日、
祝日は運行していない。よって、人によっては、自転車をゴールに置いて、スタート地点に車で戻る等、苦労し
ているようである。
私の場合は、二人で2台で入り、それぞれのゴールに車を置いて、交差して走ったこともある。後、何度か会社
の後輩にスタート地点に降ろしてもらったこともある。ありがたいことである。感謝に耐えない。彼がいなけれ
ば何度も行く気も起きなかっただろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国東峯道ロングトレイル第2弾 T-3,T-4コース

2021年04月02日 | トレーニング
春山のトレーニングをかねて、国東峯道ロングトレイルを一部分、走ってきた。
今回走ったコースは、一年半前に走ったコースに引き続き、T3,T4のコース。


移動した軌跡。26k

国東も、豊後高田市も公共交通機関をうまく使えないため(平日は乗合タクシーあり)、前回は、2人2台で行き、互いのゴールに車を
置いて、交差して走った。
今回は、国東をぶらりと廻りたいという職場の後輩と別々に行き、ゴールに私の車を置いて、そこからスタート地点に単車で送って
もらうという方法をとった。


稜線なかほどに見えるのが有名な無明橋。


無明橋。この日は終始風が強く、慎重に渡った。両側は絶壁。
渡ると行き止まりのため、また渡らなけれならない。


川中不動。文字通り、川の中にある巨岩に彫った磨崖仏。


應暦寺山門にある仁王像。かなりの迫力があった。


同じく、應暦寺にある仁王像。歴史を感じる。


猪群山山頂近くにあるストーンサークルより真玉の海を撮影。


同じく、ストーンサークルから撮影。
県北の山は標高が低く、あっても500mほど。そういった山がぽつんぽつんと点在して、
その間に田園が広がる。なぜか親しみをもてるのは日本昔話を彷彿させるからだろうか。

国東峯道ロングトレイルは総長延、実に134k。
名所・旧跡を繫いでコースを作っているために、景観は素晴らしいトレイルである。
国宝指定のお寺、仏像を見ることができ、ユネスコ未来遺産、世界農業遺産に認定されているところを通るだけに当然というもの。
ただ、山道は結構荒れていて、迷いそうな箇所もある。実際、行きつ戻りつ何度したことか。

今回も名所・旧跡の見学にじっくりと時間をかけたので結構時間がかかった。

移動距離:26k
累積高度:1737m
移動時間:6:37
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬季のためのトレーニング始動

2020年10月25日 | トレーニング
昨日は、久しぶりに長距離を走った。
コースは自宅から走り、別府市を経由し、鶴見岳、由布岳を登り、由布院ゴール。
自宅〜別府市15k
別府〜鶴見岳12k
鶴見岳〜由布岳〜由布院駅13k
移動距離:約40k
累積高度:2796m(GPSの計測値。実際は2100mくらいか)
移動時間:10時間

大分、別府間は6分を切るペースで順調に走ったが、ザックを担いでいることを考えたらもっとスピードを落とすべきであった。後々これがひびき、山の登りはほぼ、歩きになってしまった。
トレーニングを再開したのは良いが、これから上半身の筋肉は落ちていく。それに比例してクライミングの調子も落ちていく。何とか折り合いをつけていかねば。
と、思いながら、早くも本日、疲れで肝心のクライミングはオフ。
情けなし。


自宅近くの滝尾橋たもとより鶴見岳、由布岳を望む。
最奥中央が鶴見岳、左は由布岳。


自宅近くの滝尾橋より計測。ゴールは由布院駅。
残念にも駅前2kほど手前でGPSバッテリー切れ。


ここまでは別大国道の平地15kだったが、ここより山頂までほとんど登り12k


山頂ロープウェイ駅にある温度計。寒いはず、温度は3.5度
風も強く体感温度は下がる一方。


海抜0mから来ると1375mといえども結構きつい。


鶴見岳より由布岳を望む。
一旦下りて登り返す。足が持つかどうか。



土曜日とあって、山頂周辺には老若男女のお客さん結構いた。


由布岳より、自宅方面を望む。左は鶴見岳。


左奥の山は由布岳。右奥は鶴見岳。
道の奥に見えるのは観光客の集団。
ほぼ、前の賑わいを取り戻している様子。
温泉にでも入って、観光でもと思っていたが、あまりにも人
が多いため、ここで引き返して駅に向かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする