天と地の間

クライミングに関する記録です。

国東峯道ロングトレイル全ルート完走 

2021年07月12日 | トレーニング
どこの岩場も状態が悪いとあって、発想を変えて国東峯道ロングトレイルを走った。
今回、走ったコースは、10コースのうちの最後の2コース(K5,K6)、32.5k。累積高度は1373m。
「国東半島峯道ロングトレイル」は豊後高田市にまたがるT1〜T4と国東市にまたがるK3〜K6の10コース総全
長約135km。九州最長のトレイル。それも今回で走るのも最後となった。


言わずと知れた「熊野磨崖仏」私のロングトレイルはここから
始まった。

実際に走った距離はオプションコースを含めて162k、累積高度7602m。
ルートがかなり荒れている上に、地図と違った個所もあって行きつ戻りした結果、余分に走っている。
冬壁のトレーニングになればと、初めて訪れたのが二年前。
以来、冬山、春山の遠征前に30k程度に分けて走ってきたが、回数を重ねるごとに寺社仏閣、石像に引かれ、
時期を外れて訪れるようになった。


灯篭を持った石像。ユニークだ。


なわしろ苺。いわゆるラズベリー
いくつか摘んで食べたが、甘酸っぱく、疲れた体に良い。
ここは四季折々にヤマモモ、アケビが採れる。

静寂の中、仁王像、仏塔、石像に対峙すると、語りかけて来るものを感る。真に Sound of Silence。
今回は暑さに慣れていないことに加え、日差しと草いきれでゴールの両子寺に着いたときはかなり疲労していた。
文字通り、私にとって「峯入行」となった。
記録を見ると7月〜9月にかけはトレイルに入る人はいないようだ。夏場は暑いのはもちろんのこと、ダニ、蜂
にやられる確率が高くなるうえ、ただでさえ荒れているコースが薮で一層、荒れてくる。


ゴールの両子寺。仁王像が迫力がある。


T1~T4、K5~K10、途切れることなく設定されている。地図を見ると寺の多さが分かろうというもの。
ちなみにTは豊後高田市、Kは国東市に位置する。

次回行くとすれば、晩秋か春先だろうか。次回は写真を撮らずにおきたい。その方がより一層、深く名所・旧跡
と対面できそうな気がする。
追記
トレイルの最寄に停車場があるところもあるが、乗合タクシーの昇降場所である。平日は運行しているが、土日、
祝日は運行していない。よって、人によっては、自転車をゴールに置いて、スタート地点に車で戻る等、苦労し
ているようである。
私の場合は、二人で2台で入り、それぞれのゴールに車を置いて、交差して走ったこともある。後、何度か会社
の後輩にスタート地点に降ろしてもらったこともある。ありがたいことである。感謝に耐えない。彼がいなけれ
ば何度も行く気も起きなかっただろう。


コメント
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