天と地の間

クライミングに関する記録です。

日向神でリハビリクライミング

2013年10月27日 | リハビリ
朝起きると上腕部がいつも以上に痛い。どうも昨日の23kランが影響しているようだ。足はなんともないのだが。肩甲骨に腕を支える力
が無いために腕全体に負担がかかっているようだ。腕を垂らして走っても同様だ。
今はまだ、二日連続でクライミングができる状況にない。そこで、ストレス解消に走ったのが災いした。なにをやっても左肩に影響が
でる。今日のところはクライミングは止めようかとも思ったが、先週はクライミングをしていない。せっかく始めたリハビリ、少しず
つも継続してやったほうが良いと思い直し行くことにする。
行くエリアは本匠は台風の影響で全滅だろうと日向神にする。

リハビリとなると、体調次第だ、相手が一人だと約束をすることも出来ない。よって、アポ無しで行くことになる。だれか、知ってい
る人がいればよいが。

日向神に着くと、前方から福岡の懲りない面々が近づいてくる。一年以上ぶりの再会だ。幸先がよいのか悪いのか。皆、元気そうで何
よりだ。
聞くと、愛のエリアに行くとのこと。私のほうは、リハビリにはどスラブが良かろうと、道端エリアに向かう。
道端に行くと、4,5人の人たちがいたが、知り合いがいないために、やむなく愛のエリアに変更する。
愛のエリアに上ると、あそぼう会のメンバーも来ていて賑わっている。


人気ルートの花鳥風月。
リードできるのは当分先のことになりそうだ。

9のルートにトップロープを掛けていただき取りつくが、たとえ9であっても、そしてトップロープであっても、スラブはビビる。
肩に負担はかからないように、足で登るように心がけるが、それでも時折、痛みが走る。痛みは肩だけでなく、肩甲骨から手首までく
る。
なんとか、テンションを掛けずに終了点まで辿り着けたが所見だったらリハビリにはなっていないだろう。
その後、トップロープで3本ばかり登ったら、もう登れそうなルートがないために、先に下りたあそぼう会のメンバーを追って、再度、
道端エリアへと移動する。


道端エリアにて。
何をしているのかリリィーさん。

一見、簡単そうであるが、そこはやはりスラブ、難しい個所が何か所かある。スラブであろうとも、遠くのホールドに手を伸ばせば、
痛みが来る。なぶべく、そういうムーブにならないように慎重に体重移動を行う。それがスラブ登りのトレーニングも良い。終了点ま
で来たときには、だいぶ足さばきもこなれてきた。

今日は9、10を中心にすべてトップロープで登ったが、まだトップロープだから登れる状況だ。リードとなると、9でもかなり負担がか
かりそうだ。
無理しないためにも、しばらくは、トップロープで登ったほうがよさそうだ。

後記。。。
月曜日、朝起きると、猛烈なだるさを感じた。クライミングをした次の日、こんなに疲労を自覚したのは数年ぶりのことだ。やっと、
寝床からはいでた。身体が出来ていないのを実感した一コマだった。
じっくり、焦らず取り組まねば。

コメント (3)
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クライミング再開・9ヶ月ぶりのクライミング

2013年10月14日 | リハビリ
一頃に比べてだいぶ傷みは引いてきたが未だ肩の可動域は狭く、それを越えると激痛が走る。無理をしなければ日常生活には支障はな
くなって来たが未だに着替えのときが一番きつい。Tシャツを脱ぐときは鋭い痛みが走る。それ以外には、前腕と上腕の筋肉と肘、手首
の関節の痛みが日常化している。どうも肩甲骨、肩との連携が取れず、それぞれが独自に動いているために負担が大きくなっているよ
うに思える。肩甲骨の張りも日常化していつもぱんぱんである。

10月3日木曜日、3回目のMRI撮影のため整形外科へと向かう。
撮影が始まって5分もしないうちに左腕全体に痛みが始まった。仰向けに寝て、じっとしているだけなのだが、それが今の私には一番の
苦痛。同じ態勢を維持できないのである。そのため、毎夜、熟睡はできないでいる。撮影は動けば取り直しとなる。じっと耐えること
40分、撮影が終わった時には脂汗が浮かび、呆然となる。

10月5日日曜日
本日はMRIをみてのドクターの診断日。はたして、診断はいかに。
ドクターが云うには経過は良好。しかし、まだ力が入らないですね。とのこと。それ以上、以下のことも云わない。
で、こちらから一言。
「なかなか進展しない状況を考えると、このままいたずらに日が過ぎるのを待つだけでは、精神衛生上よろしくないし、そろそそ、軽め
にクライミングをしながら筋力をつけるというのはどうでしょうか。始めても問題はないでしょうか?」と。すると、もう時期ではあり
ますとのこと。
結局、いつものように判断はこちら側。とはいえ、判断材料をもらって、ほっとし、再開を決断する。

10月12日日曜日
1月からこれまで人口壁はおろか筋トレすらしていない。唯一してきたのが直径5mm程度のチューブでのリハビリだ。筋肉は落ちに落ちて
いる。
先ずは隗より始めよとのことわざがある。今の現状から考えると、ことわざ通り、トップロープで8ぐらいのスラブから始めるのが無難
だろうと日向神行きを考えたが、アポが取れず、やむなく本匠に行くことにする。
魚道エリアに行くとすでに県外からのクライマーがかなり取り付いている。近づくと、何人の方は私の現状を知っていていて気遣ってく
れる。実にありがたいことだ。


二十数人いただろう。
久しぶりに見る賑わいだった。


さて、一番負担のないルートはと、眺めていると9くらいのところにトップロープがかかっている。これならば途中までは行けるだ
ろうと取り付いてみたが、やはり、9ヶ月のブランクは大きい。トップロープであっても怖い。真ん中あたりでロワーダウンする。
無理は禁物だ。少しでも痛みが走ればすぐに止めるのが先決。しかし、これがなかなか難しい。やはり、上へ上へと行きたくなる。
皆が頑張っている姿を見るにつけ、抑えるのが難しい。


かなり上達しているようだったmiwaっち。
私は離陸がやっとで、すぐやめたルートを
あっさり登っていた。

この後、2,3本トップロープで登ったが足使いは取り戻しつつあるの実感した。肝心の上半身はというと、力を入れれば激痛が走る。
一番負担のない可動域を探ると肩幅の範囲以内、そして、範囲以内であっても遠いホールドに手を伸ばすと、かなりの痛みがあるの
がわかった。
以上を念頭において、ルートを選びながら無理せずにやればできそうに思えてきた。
今回のリハビリでもうひとつの収穫はビレイができると分かったこと。素早い繰り出しをすれば痛みが走るが、我慢と体重移動等の
調整でクリアできそうだ。

この日、トップロープをかけてくれたり、ビレイをしてくださった皆さん、ありがとうございました。





コメント (2)
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