天と地の間

クライミングに関する記録です。

柔軟性トレーニング

2009年12月21日 | トレーニング
 腰痛を患って以来、入念なストレッチをやめていたのであるが、体が硬くなっているのを感じて、これではいかんと、腰の痛みが緩和す
るのを待って、ストレッチを再開した。
少しずつ無理せずにやっていったら、なんとか以前の柔軟に近いレベルまで回復することができた。しかし、私の柔軟性、クライミングで
はあまり意味をなさない。なぜなら、Passive。いわゆる受動性柔軟だからだ。理想はバレリーナのように能動的に足を高く上げることが
できるようになりたいものであるが、もう無理だし、無理すると腱を痛めたりするので、怪我の予防と割り切ってやっている。



こらからも、これくらいは維持しようと目安に撮ってもらった

 柔軟性は、年とともに落ちてくるのは当然。私も当然、例外に漏れない。しかし、ある可動域に達するまでに掛かるストレッチの時間は
短くなってきた。なぜか。以前は、1kmのインターバルトレーニングや舗装道路でのランで股関節や膝関節に過度の負担をかけていたが、
それを止めると同時に走法をフラット走法に変えたのが大きいのだろう。おかげで疲れも軽減した。もう一つ。ラバーを張った大濠公園を
走っているのも良いのだろう。
 早い話、距離は短くなり、スピードは落ち、回数は減少。といったところか。無理せず、チンタラ走るのが良いようだ。
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歩荷  25k+足首計6k

2009年12月13日 | トレーニング
  竈門神社の駐車場まで来て登る準備をしていると、小雨が降りだしてきた。予報では曇りであったため、雨具は持参してない。帰ろう
かと思ったが、ここまできて引き返すのも交通費、時間を考えるともったいなくもあり、しばらく車の中で様子を見ることにした。
 待つこと1時間、やっとあがった。再び準備を始める。足に3kのおもりを巻き、25kのザックを担ぐとほとんどアシモの動作。いや、
アシモは走れるようにパワーアップしていたか。こちらは歩くこと牛歩のごとく。足の1kの負荷はザックに5kの負荷を増やすに等しい
と、昔、何かの本で読んだが、それ以上かもしれない。
 こうゆう格好で登ると人をかわすのが大変だろうし、挨拶を返すのも喘いでいては大変だろうが、幸い、今日は雨だったことからお客さ
んは少ない。登る人はほとんど居らず、降りてくる人もまばらだ。それでも、歩き出して1時間ほど経過すると、そこはやはり宝満山。グ
ループ登山者が結構な数、下りてきた。キャンプ場で雨宿りでもしていたのだろう。
 山頂までは、休憩を入れないことと、濡れた足元で滑らないことを念頭に、ゆっくりと歩むこと1時間44分。やっと山頂に着く。遅い。
・・1時間30分が目標であったのだが。まあ、喘がず登れたのが救いか。
 山頂は3人。それも視界が利かないためか、すぐに下りたために私一人となった。ここでは、体が冷えるため、パン一つを食べるとすぐ
に三郡山に向けて出発することにした。ここからは、平地も現れ、歩きやすくもなるが宝満の登りでやはり疲れはきている。休みを入れな
いようにTシャツ1枚で来たのが良かったのか悪かったのか汗が冷めることのないように歩き続けるしかない。
 宝満山を出発して72分。三郡山 山頂着。誰もいない。ここでもパンを頬張るとすぐに引き返す。所々に後何キロの標識があり、これを
見ると疲労が嵩んでくるとかけた時間の割にはたいして進んではおらず、1kがえらく遠くに感じてくる。頻繁に標識を見ること自体、疲
れてきている証拠かもしれない。ボッカをするときは肩への負荷を分散させないようにウエストベルトは使用しないようにしているのであ
るが、それが効いてきた。肩が張り、体幹まで疲労度が増してきた。
三郡山を出発して60分。キャンプ場に着く。ここからは、後は下るのみであるがその一歩の段差があるため、膝、腰への負担軽減を考えて、
ペットボトル2本の水を捨てる。やや軽くはなったがそれでも残りは21k。


天気が悪いため、テントはまばら。通常であればカラフルなテント村になるのであろう。


管理棟。バイオトイレが併設されている。
屋根には太陽光パネルが。夜には電気が灯されるのだろうか。
 
中に入ると、寝袋に包まって優雅に本を読んでいる人がいた。
たまにはこういったゆとりを持ったことをやりたく思うが、いつも
テントや小屋に泊まるときは、きまって転がり込むような入り
方になる。


 ここからの下りは要注意だ。苔むした岩の上を歩く上、雨で濡れている。疲れた状態では転倒もありえる。そう思い、10分程の休憩を取り、
5時、ヘッドランプを点けて出発する。ストックを持たないため、衝撃を最小限にするよう着実に歩を決め体重を掛ける。ゆっくりと。そし
て、1時間後、午後6時過ぎ、竈門神社の駐車場に着く。今日の行程はほぼ6時間。結構疲れた。
 ザックを降ろし、足首のおもりを外すと、まるでムーンウォーク状態。This is it!と言いたいとこだが、文字通り足が地に着いていな
い。すぐに車を出すのも危険だろうと、しばし休んで駐車場を後にする。


追記

 あくる日曜日、トレランの効果があってか、シーズン初のボッカにかかわらず下肢の筋肉痛はさほどない。しかし、腰を中心とした体幹に
かなりの疲労があるのを覚える。

 実は、今日はクライミングをしようと思っていたのであるがパートナーの都合がつかず、やむなく空けていたのが幸いした。こんな調子で
クライミングに行っていたらビレイをするだけで終っていたかもしれない。

 このところ、腕の痛みがなかなか引かないために、最近は人口壁はまったく行かず、岩にたまに行ってもお茶を濁す程度。こんな状態で下
半身トレーニングばかり積んでいると、筋力のバランスを崩しておかしくなることをこれまでの経験で身にしみているだけに、ちょっと心配
になってきた。


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宝満山~三郡山 トレラン 12k

2009年12月06日 | トレーニング
 週始めにランニングをした翌日、扁桃腺を腫らし、調子が悪かったために土曜日は自重し、オフにした。日曜日は、大濠公園で走ろうか
と思っていたら、その日は、大濠公園起点の福岡国際マラソンがあるのを思い出した。そして、もうひとつ思い出した。かつての岩と冬山
のパートナーが出場することを。
 そのパートナーは、冬山のトレーニングで始めたマラソンがエスカレートし、福岡国際、東京国際と出場し続けている。自己ベストは2
時間20分前半、一流の域である。市民マラソンからよくそこまで達したとつくづく感心する。実業団に入っていれば相当な者になっていた
だろう。
 パートナーといえば、今回一緒に冬壁に行くやつもフルはサブ3、そして、ボルダーは初段1撃というつわもの。皆非凡なものを持ってい
る。凡人は私だけかもしれない。
 凡人は、身の程を知りつつ、たゆまなく、そして無理せずトレーニングをするしかない。ということで、扁桃腺も良くなったので一転、
発想変えてトレランに行くことにした。

9時過ぎに登山口の竈門神社に着くとかなりの車が止まっており、登山客の多さが予想される。ストレッチの後、走り出すと1kも行かない
うちから団子状態となり、歩きを余儀なくされる。予想はしつつも惰眠をむさぼったつけがしっかりきた。登山者をかわしながら山頂へ上
がると大勢の人、人、人。今日は特に多いようだ。


   駐車場は満車。今日も混雑が予想される。


 立派な鳥居。この鳥居の下で参拝客に呼び止められ、
神社には登山の格好でないといけないんですかと聞か
れる。思わず、はあ。と答えたがその後ですぐに納得
した。周りを見るとほとんどのお客さんが登山のいで
たち。つまり、宝満山行きである。



  宝満山 山頂。ゆっくり休む場がない。


                             
左端の山頂が若杉山 山頂。前回ここまで往復走ったが、
こんなに遠いと知ってたら走ってない。



 水を補給すると、すぐに三郡山へ向けて走る。三郡山へは、快適の一語。人もまばらになり、走りやすい。三郡山山頂に着くとパンを食
べて10分程休憩の後、宝満向けて走り出したが、まもなく鼻水が絶えず出るようなり、また、時折、頭痛もしだした。やはり、風邪は完治
していなかったようだ。しかし、ここでペースを落とすと体が冷えてますます悪くなるだろうと走り続け、キャンプ場まで行く。



ここが一番人が多い。ここで飲み食いするのを
目的に来る人も結構いるとか。


 キャンプ場は、写真の通り、一人でゆっくり休む雰囲気ではない。皆グループで来ており、おもいおもい車座になって歓談しながら食事
を取っている。こういう光景を見ると、昔から羨ましくもあり、いつかしようと思いながらも一生、縁がないのを自覚する自分がいた。し
かし、もういいか。
 休憩もそこそこに下る。

 帰りがけ、トレランシューズを物色しようと好日山荘によると、懲りない面々の内の二人に出会う。あろうことか、こんなところで捉ま
るとは。一人はミスター沢屋こと勝 野ざらし。もう一人は垣根のない坂根。この後、予定が狂ったのは言うまでもない。

コメント (2)
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