天と地の間

クライミングに関する記録です。

人目を避けてのランニングのはずが

2020年05月06日 | トレーニング
両肩の具合が悪く、唯一のトレーニングのよりどころにしているフィンガーボードさえもぶら下がれない。
出来るここといえば、下半身を使うこと。と思い、自宅近くの大分川河川敷にランニングに行くことした。
人がいない時間帯を選んで午前6時過ぎに河川敷に行ったところ、すでにかなりの老若男女の人、人。
この時期、考えることは皆、同じようだ。
みなさん、5月の連休というのにコロナでどこへも行けず、ストレスをかかえているのだろう。


自宅近くの滝尾橋たもと


滝尾橋〜弁天大橋折返し〜明磧橋先、高速高架折返し〜弁天大橋折返し〜滝尾橋

人との距離を取りながらのランニングは気を使った。
運動不足を解消しようと、終始スローペースで長距離を走ったが、寄る年波には勝てない。結果、ランニン
グ後のダメージがひどく、一日を無為に過ごすことになってしまった。
臨戦態勢に体を置くために、鞭打ちながらもなんとか走るようにしているが、それでも週2回がいいところ。
距離もスピードも年々落ちる一方。年に抗ってもしょうがない。
年末に追い込んでなんとか冬山に合わせているのが毎年の恒例だ。
緩くも、衰えるからだと妥協しながらも継続だけはしようと思う。

ランニング中は上腕、前腕の筋肉が落ちていくのを体感した。クライミングができるようになったときが
これまた心配だ。
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クライミングにおける柔軟性

2019年11月22日 | トレーニング


股関節の痛みが幾分緩和されて気なので、ストレッチを再開した。といっても、週2回程度。
最近、なんとか前ほどの柔軟性を取り戻したが、あくまでも受動的なもの。よって、見た目は柔軟性があるように
見えるが、クライミングには何の役にも立たない。バレリーナのように筋力で足を持ち上げることができればよい
のだが、そういう柔軟力を獲得するのはもう不可能。
特に走っていれば、股関は固くなる。なおさらだ。
クライミングの前にしすぎるとパフォーマンスが落ちるのは明白。
適度がいいようだ。





 

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国東峯道ロングトレール 走行

2019年11月04日 | トレーニング
国東は同じ大分に住んでいるにもかかわらず、私にとっては不案内な場所。
とういうのも、私は県南出身、国東は県北。今でこそ、道路交通事情が良くなり、すぐ
にでも行けるようになったが、昔は近くても遠い場所であった。
その国東に、いつかクライミングが満足にできなくなったら、カメラをぶら下げて、
訪れようと思い続けていた。

今はまだ曲がりなりにも、クライミングは何とか出来ているが、冬期クライミングの
トレーニングをかねて、国東峯道ロングトレイルを走ろうと思い立ち、11月3日
にT氏を誘って行ってきた。
 
走行距離31.5k、累積高度1701mである。
  
      私のスタート地点の熊野磨崖仏             訪れたかった場所、実にいい表情だ。
 
 真木大堂の内部。建物はもちろんのこと仁王像がまた素晴らしい。
 
メンバーは二人といっても、スタートとゴールに車を置くという方法をとって、スター
トとゴール地点を互いに逆にしたため、行動は全て単独。
仏の里といわれるだけあって、名所旧跡がコース上にたくさん点在してる。
今回の目的は脚づくりはもちろんのこと、これを訪ねるという年来の目的もあった。
 
田染荘の田園風景。素晴らしい光景だ。という字がついている
だけに昔は荘園だったのだろうか。
近隣の神社、仏閣のバックボーンだったことがうかがえる。
背景の山がこれから登る西叡山。
 
この古道の佇まいがまたいい。
 
 
 
中間地点の高山寺。西叡山にある。という字がついているだけに、
比叡山と関係があるのだろうか。無論、天台宗。
ここで、示し合せたわけでもないが、Tと出会う。残りの行程の健
闘を祈って、相手が来た方向へとまた走り出す。
 
落ちていたアケビ。天然のジェリーだ。
時期が良ければふんだんに採れそうだ。市販の甘ったるいジェリー
よりも私はこちらのほうが好みだ。
 
富貴寺。ここは拝観したがったが、紅葉シーズンとあって、観光客が
多くまた、汗だくもあって遠慮した。
 
見学のために名所旧跡の近辺では歩きに切り替え、紅葉の中の文化遺産を十二分に堪能
した。
トレイル上は薮もあり、迷って行きつ戻りつしたが、予想以上に良いところ。
走ったコースは全10コース(135k)のうちの2コース(T1,T2)。まだまだ、100kある。
また機会を作って訪れたいものだ。
 
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春山トレーニング

2017年04月22日 | トレーニング

5月の連休に久しぶりに北アルプスに行く計画を立てた。

21日、仕事の切りがついたのでそのトレーニングと最終調整を兼ねて鶴見岳まで走ることにした。

 スタート地点は自宅近くの大分川に架る滝尾橋。

滝尾橋たもとから鶴見岳を撮影。真ん中後部に霞んで見えるのが鶴見岳。果たしてたどり着くか。出発はほぼ海抜0m 

 

ザックに水、エナジーバーを詰め、昼前より走り始める。気温は高いが幸いに曇り空だ。5kほど走ると別大国道へと入る。ここからは信号にかからず快適に進む。が、日が差し出し後頭部が日に晒されだした。加えて担いでいるザックは1kを超える。別府タワーに着いたころはかなりの疲労がたまっていた。ここまで14k。速度を抑えたつもりだがいつしか上がっていたようだ。まだ先は長い。コンビニで水を補給し、10号線を渡る。

別府タワーからはおよそ1kで河川の中にコースをとる。鶴見岳一気登山のレース(12k)で使われているルートだ。要所要所に標識があって鶴見岳へと導いてくれる。最初は緩やかだが徐々にきつくなる。登山道に入ると段差があったり、大きな石があったりと走れるところは限られる。

レースならば無理して走るだろうが一人ではモチベーションも上がらない。大分別府間の疲れもある。疲労を本番に持ち越しては意味はないと、ほぼ早歩きに徹した。

4時前にほうほうの体で山頂着。帰りは疲労を持ち越さないとの理由をつけてすべて公共交通機関利用とした。日曜日はクライミングの予定だ。この辺で止めておかないと。

大分のよく登られている山の中では高くはないが、やはり、

海抜0mからくるとかなりの高度だ。

 

左は別府市内。右手後方に霞んで見える山はサルで有名な高崎山。大分市内ではさらにその後部に位置するが霞んで見えない。

 

大分駅から自宅までの3kは汗の臭いをラッシュのバスの中で振りまくわけにはいかない。走ることにしたがこれがきつかった。自宅近くの滝尾橋にかかると、前夫に知り合いの女性とおぼしき人が歩いている。通りすがりに振り向こうかと思ったが、人違いであれば大変不快な思いをさせてしまう。ここは走り去る方が賢明と、通り過ぎたがもし知り合いなら、ちんたら走っているところを見られたくもない。無理してスピードを上げた。家に帰り着いたときはヒーヒーいっていたのは言うまでもない。

幅の広い赤色の線が移動ルート

本日の走行距離30k。

 

右側の山は霊山。大分市郊外西部に位置する。標高600m。冬山トレーニングでたまに仕事終わりに夜走ったりする山である。一月前は写真手前の滝尾橋から初めて往復(27k)走ったがこちらもかなりきつい思いをした。

コメント (2)
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平尾台トレイルランニング参加

2014年06月09日 | トレーニング

来月で手術後1年になろうというのに未だにまともにクライミングができない状態にある。一方、ランニングの方は、腕を振って
走れる距離は伸びたものの5kも走れば痛みが出始め、と同時に肩甲骨が張ってくる。我慢すればなんとか走れないこともな
いが距離を踏めないし、スピードも出ない。次の日は肩から前腕までパンパンとなる。それでも、クライミングをした時よりもま
だましというもの。
こういう状態に在っては、やはり、なにかをやって気を紛らわせるしかない。前回同様、トレイルランニングにエントリーした。
http://hiraodai-trail.com
それが今回の平尾台。その距離40k。この距離、トレイルランニングでは未知の距離。その上、先の通りの有り様で満足に練
習は積めていない。今回も無謀がと思うがタイムは二の次とし、自分のペースで行けばなんとか完走はできるのではないかと
思う。そのための第一優先は転ばないことに尽きる。激しく転んで腕でもつこうものならボルトで固定した腱板がどうなるかわ
かったものではない。


会場のブース。
トレイルランニングの世界も大きなビジネス市場となっているようだ。

出場登録は前日でスタートは7時からのため、土曜日はホテル泊となる。小倉で出場登録を済ませた後は、ビールを飲んで、
9時半、早々にベットに入った。しかし、慣れない時間に寝たためか夜中に目覚め、熟睡もできないまま3時45分に起床。コン
ビニで買ったおにぎりを食べた後、テーピィングを施す。足首、ふくらはぎ、膝、肩、前腕。貼るが多すぎるために時間がかかる。
5時、平尾台行きのバスに乗り45分で会場に到着。カラフルな服装をした若い人のペアやグループが目立つ。一人参加の私
は気楽だが、ちと寂しく場違いな感じも受ける。

到着した頃は霧雨程度だった雨も、スタート時間が近づくにつれて本降りとなってきた。上りも下りもぬかるみに苦労するだろう。
スタート間際、天候を配慮して距離を36kにするとの案内。一番傾斜のある箇所をショートカットしたようだ。
7時、いよいよスタート。最初は順調に高度を稼いでいけたものの、皆、ぬかるみに足を取られてスピードが落ちる。稜線に上が
ると雨は小降りとなったが、ガスが濃くなり目の前のランナーしか確認できなくなる。視界は30mほどだろうか。定評の景色はこ
こまで満足に見てない。
下りにさしかかると転ぶ人もちらほら見られた。私はというと、なるべくなら傷めた左手を使わにようにと
気を使うが、転ぶよりはましとやむなく枝や岩を持ってしまう。加減しながら持つも、テンションが腕に掛かると激痛が走る。
急坂を越え、前半最後の緩傾斜の箇所で快調に飛ばしていると、後ろから抜き去る人がいて、思わず視線だけそちらに逸らした
瞬間、つんのめり、飛ぶように転んでしまった。着地の瞬間,肩をかばってスライディングするように着地したのが功を奏して肩に
は衝撃が掛からずにすんだ。しかし、その分、腰と膝をしたたか打ってしまった。膝は擦りむけ若干、流血。何より悪かったのは、
両ふくらはぎが攣ったことだ。おそらく、それまで負荷をかけてきた筋肉に急に負荷が無くなったためだろう。結局、これが原因で
走りに粘りがなくなり、最後まで尾を引く事になった。
それにしても、なんたる不注意。あれほど気を使いながら何でもないところで転ぶとは。
転んでからというもの精彩を欠いた。後半の登りは肩と肘の痛みも加わって歩きに歩いた。下りになってもリズムに乗らずにやっ
とのことでゴール。

今回の私の装備:パックからチューブを出した出で立ちの人が大半だったが、私はエイドの数と天候を考え、300mボトルを2本
さしたボトルポーチとした。結果、正解だった。

順位:総合181位/412人、男子:164位/350人
距離: 34.79 km
高度上昇値: 1,872 m
高度下降値: 1,867 m
最低高度: 29 m
最高高度: 624 m


レースを終えて。
転んでから調子が落ちたが、振り返ってみると、大きな負傷も無く完走を果たせたのは幸いだったといえる。一日たった今も打撲の
傷みが続くが結果には納得している。

最後に、雨が降り寒い中、ボランディアをしていただいた方々には感謝申し上げたい。
おかげさまで迷うことなく完走できました。ありがとうございました。

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