拝啓 天国の婆や殿
今月初めの新聞に載ったように、首都圏は晴天カラカラの日が
続いています。
大雪に悩まされている地方の方々には申し訳ないほどですが
カラカラに乾燥しているため、風邪ひきさんが増えているようです。
でも婆や。私は風邪をひくこともなく、相変わらず元気なので
ご安心くださいね。
「小さい時はあんなに弱かった子が・・・」と遠い目をして
幼かった私を思い出す婆やの顔が浮かんできます。
元気でいられることに感謝!せめて献血でも・・・と思い、手打ち麺の
教室(前回の記事↓)の後、献血ルームへ行ってきました。
献血ルームがあるビルの窓にも晴れた空が広がる暖かな昼間。
フィットチーネの試食でお腹もいっぱいだし、体調も上々!
こんな日は私にとっての「献血日和」です。
問診や血液検査の後採血するのですが、歯医者さんのような
リククライニングシートにゆったり座り(寝て)、シートのテーブルに
設置されているTVを見ながらの採血・・・。
そして、インテリア設備やタオルなど全てが柔らかな淡いピンク。
エステサロンのような雰囲気を、婆やに見せたいなと思いました。
でも・・・とても呆れたことがあったのです。
問診の先生が病歴の有無や体調などを尋ねた後「私は献血を
したことがありません」と、おっしゃったのです。きっぱりと!
はぁ~~??どういう意味で言ってるのか。どう答えたらいいのか
とまどい・・・「そうなんですか」とだけしか言えませんでしたが。
言外に「物好きですね」というニュアンスを感じとったのは、私の
思い過ごしでしょうか。
もしかすると「私は献血をしたことがないので貴方は偉いですね」と
言いたかったのかもしれません。
でも、どちらにしても不適切な発言としか思えないのです。
この場で白衣を着ているお立場。ある意味、赤十字の看板を
背負っているわけなのですから。
銀行員が銀行カウンターで客に向かって「私は預金をしたことが
ありません」
もしくは、メーカーの営業マンが「私はうちの商品を使いません」と
公言するのと同じではないかと思うのです。
身内や友人などに、看板を背負っていない私人の立場として
言うのなら問題はないけれど・・・
お年を召したドクターだったので、リタイアなさった後に非常勤で
週に何日かいらしているのかもしれませんが、今この場では
献血を呼び掛けている赤十字の組織の中にいるのです。
お仕事中!ONのランプが点いているのですよ!と
言いたかったけれど、言ったところで解らないのでしょうねぇ。
「みんながそうとは限らないけれど、先生と呼ばれる人たちは
感覚が違い過ぎる」そう言ってた婆やの言葉を思い出します。
たかが一言ですが、何気に発する一言はその人の生き方の
センスがわかるものなのですね。
あっ、採血はそのドクターではなく看護師さんでしたからご安心
くださいね(笑)
子供時代に血管が出なくて辛かったのが嘘のように、今は点滴も
採血も楽な私・・・
「血管が太いから早く採血ができますね」とのことなので
他のかたに比べると、時間も短かったようです。
「採血後はロビーで水分を補給して休んでから帰るように」という
アドバイスに従って、コーヒーとアイスをいただき、ロビーにあった
「きょうの料理」のテキストも読み、充電&充足。
そうなんです。今や、至れりつくせりのサービスなんです。
ただ、こんなサービスで献血者を増やそうとしても限界があるような
気もします。
たまたま聞いてしまった老ドクターの一言。
そんなドクターがいることを知らない(知っている?)組織自体の
限界のような気もしましたし・・。
きょうの横浜は暖かくて3月の気候でした。
婆やの好きな梅も咲きだしています。
ほのかな梅の香りが天国に届きますように・・・
そう祈りながらペンをおきます。
今月初めの新聞に載ったように、首都圏は晴天カラカラの日が
続いています。
大雪に悩まされている地方の方々には申し訳ないほどですが
カラカラに乾燥しているため、風邪ひきさんが増えているようです。
でも婆や。私は風邪をひくこともなく、相変わらず元気なので
ご安心くださいね。
「小さい時はあんなに弱かった子が・・・」と遠い目をして
幼かった私を思い出す婆やの顔が浮かんできます。
元気でいられることに感謝!せめて献血でも・・・と思い、手打ち麺の
教室(前回の記事↓)の後、献血ルームへ行ってきました。
献血ルームがあるビルの窓にも晴れた空が広がる暖かな昼間。
フィットチーネの試食でお腹もいっぱいだし、体調も上々!
こんな日は私にとっての「献血日和」です。
問診や血液検査の後採血するのですが、歯医者さんのような
リククライニングシートにゆったり座り(寝て)、シートのテーブルに
設置されているTVを見ながらの採血・・・。
そして、インテリア設備やタオルなど全てが柔らかな淡いピンク。
エステサロンのような雰囲気を、婆やに見せたいなと思いました。
でも・・・とても呆れたことがあったのです。
問診の先生が病歴の有無や体調などを尋ねた後「私は献血を
したことがありません」と、おっしゃったのです。きっぱりと!
はぁ~~??どういう意味で言ってるのか。どう答えたらいいのか
とまどい・・・「そうなんですか」とだけしか言えませんでしたが。
言外に「物好きですね」というニュアンスを感じとったのは、私の
思い過ごしでしょうか。
もしかすると「私は献血をしたことがないので貴方は偉いですね」と
言いたかったのかもしれません。
でも、どちらにしても不適切な発言としか思えないのです。
この場で白衣を着ているお立場。ある意味、赤十字の看板を
背負っているわけなのですから。
銀行員が銀行カウンターで客に向かって「私は預金をしたことが
ありません」
もしくは、メーカーの営業マンが「私はうちの商品を使いません」と
公言するのと同じではないかと思うのです。
身内や友人などに、看板を背負っていない私人の立場として
言うのなら問題はないけれど・・・
お年を召したドクターだったので、リタイアなさった後に非常勤で
週に何日かいらしているのかもしれませんが、今この場では
献血を呼び掛けている赤十字の組織の中にいるのです。
お仕事中!ONのランプが点いているのですよ!と
言いたかったけれど、言ったところで解らないのでしょうねぇ。
「みんながそうとは限らないけれど、先生と呼ばれる人たちは
感覚が違い過ぎる」そう言ってた婆やの言葉を思い出します。
たかが一言ですが、何気に発する一言はその人の生き方の
センスがわかるものなのですね。
あっ、採血はそのドクターではなく看護師さんでしたからご安心
くださいね(笑)
子供時代に血管が出なくて辛かったのが嘘のように、今は点滴も
採血も楽な私・・・
「血管が太いから早く採血ができますね」とのことなので
他のかたに比べると、時間も短かったようです。
「採血後はロビーで水分を補給して休んでから帰るように」という
アドバイスに従って、コーヒーとアイスをいただき、ロビーにあった
「きょうの料理」のテキストも読み、充電&充足。
そうなんです。今や、至れりつくせりのサービスなんです。
ただ、こんなサービスで献血者を増やそうとしても限界があるような
気もします。
たまたま聞いてしまった老ドクターの一言。
そんなドクターがいることを知らない(知っている?)組織自体の
限界のような気もしましたし・・。
きょうの横浜は暖かくて3月の気候でした。
婆やの好きな梅も咲きだしています。
ほのかな梅の香りが天国に届きますように・・・
そう祈りながらペンをおきます。