実家で、母のタンス整理している時に・・・「!!」
引出いっぱいに入っているスカーフ。
スカーフ好きなので、昔からのものが沢山ある。
でも、好きだが上手に結べない。うまく着こなせないetc・・
「タンスのコヤシ」と化し、それどころか最近は
外出することが できないので「タンスの肥沃な土壌」に。
その中で私の目を引いた一枚。
ベージュ系の多い引出の中で、この明るい彩りのスカーフは
記憶のどこかにあったような・・・。
「覚えてる?あんたがパリから買ってきてくれたの」
そうだった。パリのどこで買ったのかも忘れたが・・・。
「シルクのスカーフは好きだが、ツルツルな光沢と滑るのが
嫌い」といつも言っていた母にぴったりな素材に偶然出会ったのがこれ。
シルクとウールの混紡らしく、軽くて滑らずしっとりとなじむ。
そして、赤い物を身に着けない母だが、この程度だとベージュ系に
合わせて使うかな~と思い、選んだはず。
たぶん・・・(笑)
パリは2度しか行ってないから、20代OLの頃か?
新婚旅行で行ったときか?いずれにしても、昔々。
値段は覚えていないが、ユーロになる前。フランスはフランだったし
1ドルが270円くらいだった・・・<歴史の語り部>(笑)・・・
母はこの素材も色合いも気に入ったが、使いこなせないまま年月を
重ねたらしく、新品のまま<肥沃な土壌>となったらしい。
「持っていっていいよ」の一言に素直に従い・・・
パリ~札幌~函館~横浜の長旅の末、私のものに。
写真では単純なタータンチェックにしか見えないのが残念ですが
ドーバー海峡を渡るとタータンチェックもこうなるか??のような・・・。
薄いグレーを帯びたグリーンとオレンジが、霞をかけたようなコントラストに
なっています。
実は、先週の夫ファミリーとのランチ会。その後の高校同期会に、何を着ようかと迷った。
3ヵ月の帰省看護&介護で、確実にやつれているはず。
日頃はモノクロやベージュ系だが、こうなるとビタミンカラーにすがるしかない!
珍しくこんな色のセーターに。
ブルー系シルバーをインにして、ベージュのコート襟もとに「巴里肥し」。
余談ですが、同期会出席女子はスカートよりパンツ派多し。
もちろん私もパンツ派。
ベージュのスキニーパンツで、軽快に 図々しく??
参加したのでございます