「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

羊蹄山

2012年09月18日 06時47分09秒 | 山歩き

 「羊蹄山」     (後方羊蹄山(しりべしやま)、 マッカリ・ヌプリ)

 この山を単に羊蹄山と略して呼ぶことに私は強く反対する。 古く『日本書紀』斉明朝五年(659年)にすでに
 後方羊蹄山と記された歴史的な名前である。 後方羊蹄山の後方を “しりへ” (すなわちウシロの意味) 、
 羊蹄を “し” と読ませたのである。
 (マッカリ・ヌプリ = 川(真狩川)の上の山)
                                   深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 当初予定していた南地方の山が台風の影響でNGだと早々にキャンセルし、180度反対の北に渡りました。
 北海道は若い時からくまなく走っているので、 場所の方向や街の雰囲気、 道は分かっています。
 
 4年ぶりに渡りました、 と言っても今回はトンボ帰りですが・・。  (函館は過去数回来ているので今回は観光無し)

 自分の旅スタイルから掛け離れた走りで渡りました。  
 今回の渡道は少ない休日と時間、 予算を考えた結果の行程となった。
 (ホントはあまり好きじゃない高速一気走り、 フェリーで渡りその日のうちに登頂往復帰宅)

 そんな行程ではあるが これも今後の北海道百名山の残山を考えたこと。 

 9/15(土)  
  午前中に家事を済ませたあと出発。  ラジオで東北道渋滞を聴いたので矢板まで下道で。          
  結局下道も鹿沼市で時間がかかってしまい、 これじゃ素直に高速渋滞で並んでいた方が早かったと後悔。(爆)
  21時前青森着。 22時15発のフェリーで函館へ。

  真っ暗な甲板に出て 津軽海峡秋景色~♪  はーるばる来たぜシャケ茶漬け~♪   を口ずさんだのは言うまでもない。

 9/16(日)
  1時55分函館着。 真夜中でもここからは知った道、懐かしい道。 大沼、長万部を過ぎ登山口がある真狩へ。
   (北海道の国道は全車100キロペース。しかも夜中なのでその比ではなく、80キロのジムニーは煽られ煽られ(怖))
  6時前登山口着、 小雨。  準備を済ませしばし空を眺める。  明るくなってきて雨上がりそう。

 

 登山口までは真狩キャンプ場の中を抜けて行く。  
 さすが北海道のキャンプ場、 内地のそれとは規模が全然違う。 (隣人とのスペースが段違い)

 
  (懐かしいカリーナが停まってました)

 登山口です。
 

 道は雨で沢のようになってます。  
 他者は駐車場で様子見のため、 またしてもトップ賞で登山開始。   熊出ませんように・・。

 

 標識がしっかりとあり道も1本道のため迷うことはありません。  (9合目まであり)
 

 ただし辺り一面ガスガスで景色は無し。(笑)  

 少々晴れてきた??
 

 深い笹道を抜けたあとも森林地帯を登っていきます。
 

 森林限界を過ぎて火山特有のザレた道(1歩進んで2歩下がる)を必死の思いで登り切ればお釜に到着。
 

 当然何も見えませんでした・・。    予想はしてたけど、、 です。 (泣)

 右に行き山頂を目指しました。  ここから岩場を越して行きます。 際どい場所もあるため気を抜けません。
 風も強く回り誰もいないため安全に注意し 一歩づつ慎重に登りました。  それにしても景色が・・。

 あの岩場を越えます。   ここが核心部だった?    両脇は切れている。
 

 いくつもの岩場を過ぎて(面白い)やっと山頂着。  晴れ間を期待し30分くらい粘ったが視界ゼロ。

 やっと登ってきた他者に撮ってもらいました。   
 

 標柱の後ろにお釜がドーンと見えますねー    って、、 ???  

 そろそろ下ります。 
 

 核心を抜け来た道をピストンです。
 
 少しだけ下界が見えました。     真狩の町です。
 

 昔泊った真狩YHが懐かしく思えます。   まさかあの時に見た羊蹄山を登ることになろうとは、 です。

 無事下山。
 

 ラピュタ雲がなかなか取れない羊蹄山。
 

 キャンプ場は広く、 皆さん気持ち良さそうでした。

 以上です!