中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

浅草寺

2008-08-20 10:14:05 | 身辺雑記
 せっかく井東京に来たのだからどこかに行こうかと思ったが暑いので、ホテルから近い浅草寺(せんそうじ)にタクシーで行くことにした。浅草寺の雷門の前に着くと、門の前にはたくさんの観光客がいた。

 浅草寺は東京都内では最古の寺院で、寺伝では推古天皇36年(628年)、現在の隅田川で漁をしていた兄弟の網に仏像がかかり、これを兄弟の主人が屋敷を寺にして供養したのが起源だと言われている。高さ約5.5センチの仏像が浅草寺本尊の聖観音(しょうかんのん)像である。寺は1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で、旧国宝の観音堂(本堂)、五重塔などが焼失した。

 雷門。向かって右の間に風神像、左の間に雷神像を安置することから、正式には「風雷神門」と言われる。1865年(慶応元年)に焼失し、長く仮設の門であったが。1960年(昭和35年)に鉄筋コンクリートで再建された。この門に吊り下げられている大提灯は浅草寺のシンボルのようなものである。表に「雷門」、裏に「風雷神門」とある。金龍山は山号。




 雷門をくぐると商店街である仲見世がある。仲見世の前身は江戸時代後半の商店や芝居小屋が設けら場所で、庶民の娯楽センターのような役割であった。


 仲見世にはさまざまな店がある。江戸や東京の下町の情緒を感じさせる小物や、外国人観光客を意識したようなみやげ物が多くある。
















浅草土産の雷おこしや東京名物の人形焼の店もある。




 仲見世が途切れると、宝蔵門がある。現在の門は1964年(昭和39年)に再建された再建の鉄筋コンクリート造のものである。2階建てで、外観上も屋根が上下二重になっている二重門で、上層部には文化財が収蔵されている。

 
 五重塔。これも1945年の東京大空襲で焼失した。現在の塔は1973年(昭和48年)に再建されたもの。鉄筋コンクリート造、アルミ合金瓦葺き、基壇の高さ約5メートル、塔の高さは約48メートルある。