16日から22日までの1週間の西安への旅は順調に終わった。私たちが行く前は雨の日が多かったようだが、滞在中は晴天で、特に最初と最終の日は西安には珍しい青空だった。気温も20度程度で過ごしやすく、Hg君の奥さんはずっと半袖姿だった。
Hg君夫妻やHr君は滞在中毎日市内観光をしたが、私は別行動で特に観光ということはせず、西安市近郊の北張村という所に伝統的な紙つくりの職人の家を訪ねた他は、謝俊麗や李真の家族や友人達と一緒に過ごした。謝俊麗がずっと世話をしてくれた。
今回の旅の目的は謝俊麗や李真の子ども達に会うことだった。これまで子ども達の可愛い写真や動画をたくさん送っていてくれたので期待はしていたが、会ってみると期待に違わない可愛い子ども達だった。
撓撓(ナオナオ)
謝俊麗の息子。1歳1ヶ月。俊麗の家に行ったときにはちょうど昼寝から覚めたばかりで、私の顔をまじまじと見つめ警戒心を表し、べそをかき始めたので、こちらは取り合わないようなふりをした。時間がたつにつれて普段の調子が戻ったようで、いろいろと手悪さをしたり、部屋の中を歩き回ったりするようになった。まだもう一つしっかりとした歩調ではなく、時折平衡を保つように両腕を上げて手を上下させてひょこひょこ歩く姿はペンギンのようで可愛かった。まだ言葉は出ないようで、時折「ママ」と言うくらいだが、家族、とりわけ俊麗の言うことはかなり分かっているようだった。その年頃なのか、テーブルの上にある物は片っ端から投げ捨てる。ティッシュを箱から引っ張り出して口に入れる。後を追っている俊麗はなかなか大変なようだったが、無邪気に遊びまわったり、音楽に合わせて腰を上下させたりする様子は見飽きなかった。
半日いる間にしだいに私に慣れてきて、俊麗が「爺爺イエイエは?」と言うと私のほうを見て笑うようになった。俊麗の家には夫の劉君の両親が同居しているから、本当の爺爺がいるのだが、私がいる間はどうやら「爺爺」というと私になったようだ。それだけにいとおしさが募った。
俊麗は良い母親で、きめ細かく撓撓の面倒を見るし、無口で物静かな劉君も可愛がっているようだ。元気な良い子に育つように願っている。
Hg君夫妻やHr君は滞在中毎日市内観光をしたが、私は別行動で特に観光ということはせず、西安市近郊の北張村という所に伝統的な紙つくりの職人の家を訪ねた他は、謝俊麗や李真の家族や友人達と一緒に過ごした。謝俊麗がずっと世話をしてくれた。
今回の旅の目的は謝俊麗や李真の子ども達に会うことだった。これまで子ども達の可愛い写真や動画をたくさん送っていてくれたので期待はしていたが、会ってみると期待に違わない可愛い子ども達だった。
撓撓(ナオナオ)
謝俊麗の息子。1歳1ヶ月。俊麗の家に行ったときにはちょうど昼寝から覚めたばかりで、私の顔をまじまじと見つめ警戒心を表し、べそをかき始めたので、こちらは取り合わないようなふりをした。時間がたつにつれて普段の調子が戻ったようで、いろいろと手悪さをしたり、部屋の中を歩き回ったりするようになった。まだもう一つしっかりとした歩調ではなく、時折平衡を保つように両腕を上げて手を上下させてひょこひょこ歩く姿はペンギンのようで可愛かった。まだ言葉は出ないようで、時折「ママ」と言うくらいだが、家族、とりわけ俊麗の言うことはかなり分かっているようだった。その年頃なのか、テーブルの上にある物は片っ端から投げ捨てる。ティッシュを箱から引っ張り出して口に入れる。後を追っている俊麗はなかなか大変なようだったが、無邪気に遊びまわったり、音楽に合わせて腰を上下させたりする様子は見飽きなかった。
半日いる間にしだいに私に慣れてきて、俊麗が「爺爺イエイエは?」と言うと私のほうを見て笑うようになった。俊麗の家には夫の劉君の両親が同居しているから、本当の爺爺がいるのだが、私がいる間はどうやら「爺爺」というと私になったようだ。それだけにいとおしさが募った。
俊麗は良い母親で、きめ細かく撓撓の面倒を見るし、無口で物静かな劉君も可愛がっているようだ。元気な良い子に育つように願っている。