米国カリフォルニア州ベタルーマという町で「世界で最も醜い犬」のコンテストが開かれたそうです。サンフランシスコの動物虐待防止協会主催で、今年で24回目となるこのコンテストに、19匹が参加したそうで、優勝犬には賞金1000ドル(約8万円)とトロフィーが贈られるとのことです。
何か、人ならぬ犬をバカにしたような話ですが、私は犬が好きで、どの犬も特徴があって、可愛いとは思いこそすれ、醜いと思った犬に出会ったことはありません。前にフレンチ・ブルドッグを連れた女性と出会って声をかけたたのですが、見ようによっては醜いかも知れませんが、愛嬌のある特徴的な顔で可愛いと思いました。美醜の受け止め方が彼我では違うのかも知れません。
フレンチ・ブルドッグ:インタネットから。
飼っていればどの犬も可愛いもので、美醜などは問題になりません。このコンテストに出した飼い主も、本当に我が犬が醜いと思っているのかどうか。
それにしても主催したのが動物虐待防止協会ということですが、この協会はどのような趣旨で、何をアピールするつもりなのでしょう。醜い犬でも可愛がって育てたことを讃えるということでしょうか。優勝犬を見て「ほんとに醜いわあ」と皆が笑うなら、それこそ犬権侵害、虐待じゃないかと思うのは、ユーモアを解さない俗物ということになるのかも知れません。もっとも犬のほうは何を言われようと「犬耳(?)東風」でしょうが・・・。
(朝の散歩から)
キョウチクトウ