ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ
ここ数年 世界中で心配なできごと
胸の痛むニュース…が多くあり
それはCOVID19関連であったり天災であったり
原因には複数の説があるものの
人が直接意図的に引き起こした災難という
認識ではなかったと思うのですが
3月に入りロシアウnいよるクライナ侵攻が始まり
まだ収束の兆しは見られず むしろ
様々な形で悪影響を広げるているようです。
3.11 11年目 未だに東日本大震災の影響が残る中
再び同じ地域で同規模の大地震が起きました。
日々の苦難に耐えつつ
明日への希望を求めてたいへんな重荷を背負い
茨の道を進む方がたは こうして私が書いている
だけではなく日本~世界中におられます
過去を変えることはできない
起きてしまったことは なかったことにならない
大事にしていた人や暮らしは元通りにはならない
そうした状況の世界を少しでも良くする
助けになりたいと願うけれど
今この夜には 平穏と幸いをその地の人々に向けて
祈ることしかできない私です。
この詩は実はウクライナ侵攻が起きる2日ほど前に
9割ほどできており
前頁のブログとどちらを先にしようかと
思っておりました。
あと1割を作っているあいだに
この3月の後の歴史に悲しく残る出来事が
影響をしました。
そして一旦形作られると その詩の言葉はもう
動かないのです。
軽々に詩句で表現してよいことではなく
私自身の拙さもよく知ってはおりますが
どうしてもどこか空間に放すしかない、という感覚を外せないので
これまでたいせつな詩を載せてきたこのページに
のせること、また読まれた後の
心象が暗くなるかたがおられたとしたら
お許しくださるようお願いします。
最後の節は明暗いずれにも寄らず
書いたものです。
次には春の詩が歌えますように。
【三月:動かない時間の声の詩】
それは
聞くことはせずに
小さく瞬いている
刹那に色を変えるから
ほんとうは何色なのか
言えるひとはとても少ない
空から降り来る
無数の粒子
季節の色を写して漂い
夜が来るまで無心に遊ぶ
彼の地の世界も
あの時までは
しごく自然に
光の粒子で満たされていた
暗い雲に遮られて
天に昇れない声たち
深く潜行し
幾度も同期する
消えない波長は
北の大地を縛る
定めの波に攫われた
時の積みかさね
不可視の彼方と
可視のこちら側
境界はない
明日はいつも
新しい顔で訪れる
罪なき願いがどうか
聞き届けられますように
神様がその涙を掬って
くださいますように
彼の地に救済を
静かな星の夜と
穏やかな人の和が
戻る日を
今すぐにもと願う
氷と同じ温度の
焔が立ち上がる時
波長の残滓たちが
解き放たれて閃き
ひとの子のゆく先を
遠くまで照らす