ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 十二か月の声の詩 :1月 真冬の昼と夜の月 】

2022-01-14 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪

 

いちばん寒い季節‥

何事もなくても冬の空気や水の冷たさが堪える時季ですが

昨年~今年 まだコロナの心配や豪雪のニュースで

何となく落ち着かない日々が続きます。

皆様お変わりないでしょうか?

 

ここ数日は午後の早めの時間 二時過ぎことから

月が見えていました。

特に理由はないのですが

昼のお月さま 半透明に見える

仄白い姿をみると何となく得をしたような

気分になる私です。

 

ここ何日かの昼の月は

世の騒ぎをよそに静かに空で佇んでいて

見ていてとても癒される感じがします‥

もしかしたらそれが、今の自分に必要な何かで

気持ちを投影して見ているのかな とも

思います。

 

そうして出来てきたのが

1月の声の詩 

 

… 書き始めと書き終わりで少し

この詩はこうなる、と思っていた内容と

違ってできてくる時があります。

この詩もそうで… 過去のできごとが

ほんの少し跡をひいた感があります。でも

何気ないことですので

もしよければ気楽にお付き合いくださいませ

 

 

 

【 1月の声の詩: 真冬の昼と夜の月 】

冬至が過ぎて
月の満ち欠け
ひと巡りの後

陽射しは僅かに
明るくなるも
まだ煙るような
青灰色の空の色

薄い雲の端
昼すぎの月は

優しい色で
船の形して

音のすべてを
聞いている

昨夜の月は
静かな夜空で
光さやかに

冬の星座と
地上の眠りを
見守っていた


先往くひとの
声は届かない

それでも今も
確かに響く
ただ在る波長

共鳴しつつ
言葉を綴り
語り継ぐうちに

日々過ごしゆく
心の揺らぎの彩りを
静かに見守る

真冬の
昼と夜の月

 



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