ライトフロウズノウト 今日のページにようこそ
12月に入ると近くの大きな公園の
景色のトーンは急に冬色になってきます
散歩道、まだ柔らかい落ち葉を踏みながら
紅葉の色の名残を惜しみつつ歩いたりします。
団栗は少なくなってしまったけれど…
街中はどこも クリスマスの飾りつけや
商品・広告で賑やかになってきてますね^^
あちこちのイルミネーションも
とても楽しみな季節
やっぱりクリスマスシーズンって
いいなと思います
さて12月になっていますが
11月の月の詩~
またネットの空間に
放す感じのアップですが…
もしよければお読みください
【 11月の月の詩 : 月灯り~記憶のタペストリー 】
白い風に護られた森は
光の季節の欠片を隠している
森に住む精霊たちは
記憶のタペストリーを織り上げる
指先を照らすのは
細い月の仄かな灯り
その手を飾るのは
約束の文字を刻印した
淡い黄金色の真鍮の指輪
小鳥たちの朝の詩
水しぶきの煌き
たくさんの弾む足音
樹々の緑の輝き
幾千のモチーフを織り込んで
出来上がる見事な綴れ織りは
精霊たちの小さな満足のため息で
仕上げられ
森の中 あちらこちらに
そっと敷かれて
降り積もる落ち葉たちに覆われ
隠されてゆく
これから夜のいちばん長い季節
霜の降りる朝 雪の降る夜
冬ごもりする小さな生き物たちと
温もりを分け合って
次の季節の目覚めを待つために
月の満ち欠けを
夜ごとの夢にみながら
安らかな眠りにつく