ライトフロウズノウト 今日の1ページにようこそ♪
台風被災の地のみなさまへ 心よりお見舞い申し上げます。
一刻もはやく復旧されますように願います。
昨日は京都方面に朗読のレッスンを受けに
行っておりました。
晴天で風強め 暑いようでも
秋の風、空の雲も秋の模様でした
最寄りの駅近の公園 普通の小さな公園
普段大きい整備された緑地公園を通ること多い
ですが こんな自然で素朴なのもいい
お近くのかた(多分)数人が、カーリングの軽くて小さなボール
ヴァージョンのようなゲームをされていました
誰にでも気軽に楽しめそうな、いいアイディアの
ゲーム~スポーツ?やなと思いつつ通り過ぎ
小さな花や秋の穂のある草たちを眺めながら
公園内 土を踏んで歩くと
朝の露の残りかひんやり
心地よかった
八月に一つ詩を作っていたのですが
それはblogとちがうところに
行きました
九月も中旬に入りましたが
八月と九月の月の光の詩ができたので
アップします ~ もし良ければ
お付き合いください
【 八月の光の詩 : 夏の影のゆくえ 】
八月が過ぎ
夏の影たちは
愛しい景色たちの
記憶とともに
季節の向こう側に続く
扉の向こうに
消えていく
繰り返す過ちの輪から
離れゆく彼らは
元の名を喪う
暈ねの輪に彩られた
晩夏の夕映えを
見届けた
影たちのゆく先は
暗い光と
明るい闇が
響き合う
音のない空間
重なり語り合う
いつか透きとおり
光に戻る
その時まで
【 九月の光の詩 : 銀の月 白い風 】
紫の夜空に
銀の月が架かる頃
夜風の中
虫たちの声や
樹の葉の呼吸
土の薫りの
優しい共鳴が
さざ波のように
広がる
秋の始めにはまだ
此処から先への道標は
見えない
不思議に響く
音階のない音たちの
揺らぎの中でみる
夢の裡では
影たちに渡した
遠い記憶が蘇る
夏の光が消えても
真実は失われない
小さな命の粒子たちは
白い風の中
星屑のように瞬き
時の扉の在処を
知らせている