ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 六月と七月の音の詩:透きとおる刃 / 音の香り 】

2020-07-11 | 十二か月の月の詩

各地の豪雨で被災されたかたがたに心から

お見舞い申し上げます。一日も早く雨風が落ち着き

暮らしの安心を取り戻されるよう願います

 

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ライトフロウズノウト今日の一ページにようこそ♬

今は北摂界隈は曇りになっています

ここ数日雨が強く~弱く、あがったかと思うとまた

豪雨の繰り返しで 時間ごとの天気予報を何回も

確認したります

 

明日やっと隠れたお日様マークが見えて少しほっとします

… が大丈夫かな?… 傘は携帯忘れずに、ですね

 

特大の打ち水が毎日あるせいか

一日の中でも季節が混在するようで

朝 夏はじめの蝉の声が聞こえて

昼は蒸し暑く梅雨の感じ満載、 

夜はとても涼しく今本当に7月中旬??

と思うほど、

 

先日お聞きしたお話で、

旧暦と新暦、旧暦は30日でひと月終わるので 今年は

一年の暦の調整で四月閏月はいりで二つになったそうで

今日7/11はやっと旧暦5月22日、旧暦のほうが季節の

動きにあっていると時おり聞くこともあり

地学苦手だった私、天体の運行に疎いのですが

そんなこともあるようにも

思えます

 

さて、ひと月ごとの詩、五月からここ一年は

「音」のテーマで書いていますが

六月纏まるのにちょっと時間がかかったので

七月のと ともに載せます

 

昨年のをみると、昨年も6月7月一緒にあげており

同時期に気になることがあったかなと思います

やはり昨年ほぼ同じ時期、豪雨のニュースが

気にかかっていたかなと記憶します

 

六月と七月 並べてみて気づいたのですが

このところ気になる言葉が両方に

出ててきます

探すほどでもなく見つかりますね^^

 

そして新しいイメージが先日から、

自分で”新しい”つもりがそうでも

そうでもないのかとも思う

七月はちょっと言葉遊びしてます♪

言葉の自主トレ お読みいただき励みに

なっています感謝、もしよければこちらも

おつきあいください

 

 

 

【 六月の音の詩: 透きとおる刃 】

零の空間に

漂う音を

切り出す刃は


透きとおっていて

重さを持たない


何を懸けるかを

感知している


波形の造型

闇への投影


心で探せば

現れるようで

まやかしを見る

あるいは無くす


研いで広げる

五感の先に


不意に現れる

深い廻廊

戻る道はない


降る雨のなかに

おし照る陽のもとに


あらゆる姿が

息づく星で


ただひとつだけ

今在る命と


受け継ぎ繋がる

果てない記憶



透明な刃に魂宿り

漂う音が

切り出されるとき



新たな波長に唯一無二の

色彩が宿り


周りの全ては

零に溶けてゆく

 

 

【 七月の音の詩: 音の香り】

 

七月の音には

次の季節への

香りが満ちている


さざめく葉擦れの

音の重なりに

朝露の匂い


木立を揺らす

小鳥たちの声に

緑の薫り


夏空は雨上がりの空気の

薄いベールの向こう

雲がゆるやかに

流れる音は

遠い日の記憶の

懐かしい郁りを

のせてくる



夜の宙には

星祭りを言祝ぎ

銀河で鳴らされる

五十鈴の音 反射する

金銀 砂子の

綺羅めく馨り


五感で待つ文月の

知らせのそれぞれに


探すもの

見つけるもの


明日を告げる

予言の鳥の啼き声閃く


それより確かな

無私でいるときの

ひとの體(からだ)と心の声


闇の中でも ひと足先に

温かな身で視る

道標に向けて

歩む


何を探して

どこまで行こうか


七月の旅の道連れは

十二夜の月ほどに

まだ若い今年の夏の

香り豊かな

季節の音たち

 

 

 

 

 


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