教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

セイタカアワダチソウ

2010年10月19日 | 教室風景
この秋はじめて肌寒いと感じた朝。
日が昇ってくるにつれ風が心地よくなりました。



Uさんが秋らしい水彩画作品を完成させました。
またOさんの水彩画作品16点を撮影しましたので
のちほどご紹介いたします。お楽しみに♪



朝露がおりて水滴が輝く草原は、いつのまにか
セイタカアワダチソウの黄色に染まっていました。

セイタカアワダチソウは周囲の植物の成長を抑える
化学物質を出すそうで、名前どおりの背高のっぽ。
栄養独り占めといった様子をしていますが
いずれ周りの土も痩せてくると衰えてくるそうです。
歩いている横浜自然観察の森では他の植物に影響を
与える害草として駆逐作業がなされているようです。



ハナムグリが花にうもれてうっとり



蜂も夢中になっています。



アザミ専門だと思っていたホシホウジャクも
訪れていました。何枚撮ってもこのレベル・・
反射神経はなかなか鍛えられないものですね。



キタテハもアブも、よく見ればアリもハエも
それを待ちうけるクモもこの花に大集合!
昆虫が好む蜜をたくさん持っている花のようです。



葉にオオトリノフンダマシの卵のう!
下の方、茶色い物体がわかりますでしょうか。



セイタカアワダチソウなら獲物に困ることはないよ・・
というあたたかい母の思い?が伝わってきます。
今回も残念ながら周囲に母クモはいませんでした。

同じ日、卵のうをススキの葉で新たに見つけましたし
この森のオオトリノフンダマシ密度はなかなかの
ようです!実物に出会える、そんな予感がします♪

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