教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋の森を飛ぶ

2010年10月10日 | 生き物
自然観察の森の原っぱも
すっかり秋めいてきました。



ススキの穂が出、緑色があせてきて
少し寂しげな表情・・



ひらきはじめたセイタカアワダチソウの黄色い花に
ツマグロヒョウモンのオスが訪れていました。
この花を見ると秋を感じると同時に
目がかゆくなるような気がしますが
アレルギーの原因物質ではないというのは本当でしょうか。

お尻の重い甲虫が着地場所を選ぶように
ぐるぐると低い位置を飛んでいました。
その姿は太陽光を反射してきらめいています♪



着地した途端、地面にもぐりはじめたこの甲虫は
シロテンハナムグリ。
越冬準備、それとも産卵?



この原っぱで今見られるトンボは
翅の先端が茶色いこの種



側面が見えないのではっきりとはわかりませんが
リスアカネかノシメトンボというところ

もう一種は



童謡「アカトンボ」に登場するアキアカネでしょうか?



子孫を残す大切な時期。
これから降る雨でできた水たまりが
トンボの命をつないでいく、と思うと
少々の秋雨も悪くはありません。


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