教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

5月最後の教室 初夏の森に蝶が舞う

2022年05月24日 | 教室風景

スキップしたくなるような気持ちの良い快晴の朝でした。
それなのに近所が大渋滞でいつもより30分遅く森に到着。

見たい場所がたくさんあるのに!と小走りで出発すると


四つ葉のクローバーが足元の狭い範囲にいくつも♪

せかせか歩いたら何も見つけられない。。
広範囲は諦めて、いつもの亀ペースで歩くことにしました。


クローバーの近くに出ていた寄生植物のヤセウツボ
すでに盛りを過ぎた花に小さな甲虫がきていました。

5月最後の教室でした。


澄んだ光、清々しい風に「楽園だ・・」とつぶやく方もいるくらい
5月一番の素敵な制作日和で心地よい時間が流れました。


2年ぶりに参加された方が自然豊かな場所で落ち着いて絵を描く
時間がもてることにあらためて感動しておられました。
午後にHさんのパステル画を撮影することができました。
順次ご紹介いたしますのでお楽しみに☆

ウツギ、イボタノキ、ガマズミ、クマノミズキ、ヤマボウシ、シャリンバイ
トベラなど5月の木の花が花盛り。その間を飛びまわる蝶によく会いました。


甘い香りのスイカズラにカラスアゲハ


すばしっこいテングチョウ


クスノキの若木に来ていたのはアオスジアゲハ
産卵行動をしていたので母蝶がいなくなった後この枝をよく見てみましたが
どうしても産みたて卵を見つけることができませんでした。


念入りに綴られたカラムシの葉

葉柄近辺は周囲の葉で包んでいるのに葉先は開いてたので
のぞいてみると


蝶の蛹がありました。


カラムシが幼虫の食草なのはこのアカタテハ


アカタテハの産みたて卵
こちらは3月中旬に撮影したのでカラムシの葉も赤みがあって
ビロードのような質感です。

いつか羽化の瞬間を見てみたい!楽しい季節が続きます。


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