教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

3月最後の教室 早春の動植物

2025年03月18日 | 教室風景

朝6時半頃は霧のため視界が悪く慎重な運転を心がけました。
森に着く頃には爽快な青空が広がって眩しいほどでした☆


モミジイチゴの花がようやく咲き始めました。
例年に比べ開花が遅めに感じられます。

早春の花は他にも


ヤマネコノメソウ


ヒメウズ


スミレもやっと見つけることができました。
ひそかにスミレの谷と呼んでいる場所を確かめましたが
まったく見あたらず。

雨上がりのためかあちこちにキノコが出ていて


シイタケなのかな。シイノキの近くの朽ちた倒木に
いくつか出ていました。


水分をたっぷり含んだタマキクラゲ
半透明でプニプニしていて可愛い♪食べられるそうです。

3月最後の教室日でした。


目の前の作業に没頭し、気づけば思わぬ世界が広がっています。
様々な気づきと挑戦の連続。わくわくする冒険のひとときです。


なんて明るい♪日光の力が増して光の角度も変わりました。
Iさんの日本画作品とHさんのパステル画作品が完成しました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

ウグイスはまだかぼそく、コジュケイやヒヨドリは大声で歌い
森は活気に満ちていました。


モズのメスが下の茂みをじっと見つめています。
そろそろ子育ての頃でしょうか。

嬉しかった出会いは他にも


大きい!開帳70mmはあったかと思います。
早春に出現する大型の蛾、トビモンオオエダシャクという名前。

イボタガだっているかも!とあちこち見てまわりましたが
この日も会えず。


またツチグリが出ていました!
見られるのは「おもに夏から秋」と本にありましたが。。

これは朝の姿ですが既視感が。

まさかと思いつつ、以前の撮影データを見直すと↓



3月3日に出会ったこのツチグリと外皮のひび割れ模様がそっくり!
外皮の開閉を繰り返し、2週間後も原型をとどめているなんて驚きです。

気になって


お昼休みにふたたび見に行くと、外皮が乾燥して
巻きはじめていました。


4時間後。
外皮の半分が巻いていました。雨の力だけに頼らず
自分でも胞子を押し出すことができるなんてすごい。
乾燥して丸く縮こまると風で転がり移動することもできるそう。

もしかして近くに幼菌が眠っているのかもしれないと思うと
足早に通り過ぎていたいつもの土手が特別なものに感じられます。


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