教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

3月最初の教室 目覚めた森

2024年03月02日 | 教室風景

久しぶりに朝の森を歩きました。

雨上がりで曇っており冷たい風が吹いていましたが
この時期にしか会えない生き物を探すため気合い十分!


小さな種子をついばむのんびり屋のアオジ

ウグイスが歌の練習を始めているようだしエナガも忙しそう。


モミジイチゴの花も咲いて、春だ春だ♪


イボタノキも芽吹いています。

この時期に出現する美麗種、イボタガがどこかにいるはず!
祈りつつ周囲を探し歩きましたがこの朝はガックリ。
夜行性の蛾なので夜に探せばよいのでしょうが私には厳しいので
早朝に期待して、あと一ヶ月ワクワクドキドキが続きます。

イボタガではありませんが3頭、早春の蛾に会えました。


コナラの幹にシロテンエダシャク。とても新鮮で綺麗です。


傷んだ桜の幹にいたこちらは鱗粉がかなり剥げているようで
何だかわからず。前出のシロテンエダシャクに柄が似ています。


頼りにしている外灯にはヒロバトガリエダシャクがいました♪

3月はじめの教室日でした。


ひと筆ごとに変化していく作品ははじめ思い描いていたものとは
違っても思わぬ発見があり、毎回小さな驚きと喜びがあります。


午後にIさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

お昼には青空が広がり暖かくなりました。
森は幼稚園生からご高齢の方まで多くの人で賑わっており


だれもかれも明るい表情で春の訪れを喜んでいるようでした。


イヌコリヤナギは雌雄別株だそうでこちらは雄花


2月19日にヤマアカガエルたちが産卵行動をしていた水辺は


連日の雨で水かさが増し、発生は順調に進んでいるよう。

水の中にカメラを入れて今の卵塊の様子を動画で録ってみました。

孵化進むヤマアカガエル

最初のカエル合戦から10日以上たち、すでに孵化しているものも。


外鰓の目立つ幼生たちもかなりいました。
あと少しで泳ぎだしますね。

いつも同じ時間同じ場所で会えていたジョウビタキは姿を見せず
早くも旅立ってしまったのかとすこしさみしくなりました。

 

 

 

 

 


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