教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

2025年最初の教室 森の生き物と彩り

2025年01月07日 | 教室風景

2週間ぶりの朝の森は湿っていてよい香りがしました。
ほうじ茶のような芳ばしさ。

聴きなれないさえずりがした方を見ると


ソウシチョウでした。特定外来生物に指定されている鳥で
この森でも以前より見かけるようになりました。
ガビチョウと同じく人がいても動じない印象があります。


朝日が清々しい!思いのほか寒くありません。


残るツルウメモドキの実を食べにメジロのつがいがやってきました。




何度も何度も確かめて


ようやくついばみました。
かなり実が大きいようですがちゃんとのみこめたかなかな?

2025年最初の教室日でした。


活動25年目の今年も元気に楽しく、前進してまいりましょう!
寒さのためか体調不良でお休みのメンバーがおられて心配です。


午後2時頃から本格的に雨が降りだしました。

3回目から2月下旬までは活動場所が変わるので荷物の整理も。
皿や筆洗や電熱器・・共通で使用するお道具が結構あります。



越冬している生き物を探し常緑のアオキの葉を見て歩くと


セミの抜け殻の向こうに


葉裏で冬を越すウラギンシジミが一頭

ムラサキシジミやムラサキツバメもいるはずなのに
今回は見つけられませんでした。

嬉しかったのはまた違うフユシャクに会えたこと♪


なかなか大ぶり。チャバネフユエダシャクのようです。


違う場所でも前出のものよりひと回り小さいチャバネフユエダシャク。
色彩は個体変異があるそうで何だか楽しい♪


羊歯の多い日陰ではマルバウツギの葉がまだ色鮮やか

久方ぶりの雨に森も喜んでいるようで


散紅葉に晩秋の彩りがよみがえったようでした。

森では広範囲で地際まで草を刈り取る作業が行われていて
冬越しする小さな生き物がかなり影響を受けるのではと心配になりました。


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