来たかったよ~、南房パラダイス!
昔のデータを見直すと前回は2010年に、前前回は2006年に。
2006年は元気だった父もふくめ6人で、2010年は今回と同じ母姉
3人での訪問。この施設は千葉での楽しい思い出とともにあったのです。
私が強烈に再訪したいと望んでいたのはその楽しい思い出ばかりでなく
ここには小ぶりながらも素敵な蝶の館があったためです!
5年ぶりに訪れた施設でまずあれ?と思ったのが入場料1300円。
JAFカードを提示すれば11月末までなら800円ということでした。
・・・価格前より上がってるよね?と小声で姉とささやきながら温室へ。
温室はあまり変わってないね~。でもちょっとさみしいかな?
冬だからかな?と言いながら続く温室の重い引きガラス戸をあけていくと
ひときわ暖かいこの温室、登りたくなる濡れた階段は変わらない♪
柵にまきついていたのはジャコウアゲハの食草ウマノスズクサに似た
(こちらは近所のウマノスズクサ)
巨大版のようなこのアリストロキア ギガンテア(ウマノスズクサ科)。
花びらは直径20センチ以上、でも花は萎んでいてうまく撮れず。
温室内になんと、数頭のホシホウジャクと思われる蛾が飛んでいました♪
久しぶりの出会いで嬉しい!
4時過ぎの閉館間際、温室内でプロのカメラマンさんがモデルさんを
撮影していました。
それより・・私は心配になってきました。何となくいやな予感。
池には白鳥やカモ
奥の小動物園は充実しているようです。
珍しい水鳥たちは昔と変わらず
向かって右は気が強いというツクシガモの仲間、左はハワイガン
美しいアカハシハジロのオス
ふむふむ、動物園が広がって充実している・・・
ああっカワイイよ!カピパラの赤ちゃんがいるよ~!
無垢な赤ちゃんに母姉大喜び。
動物園の拡充、キッズ広場の充実、入場料の値上げ。
どんどん不安が増してきて気もそぞろに。叫ぶコンゴウインコたちの前を
通りすぎ、祈るように思い出の小さな温室に駆け込むと
・・・・・・・・
そこには何もなかったのです。
心から楽しみにしていた蝶館はがらんどうになっていました。
ちょっと泣きそうになりました・・室内を撮ることができませんでした。
南国の華麗なチョウたちはカピパラの赤ちゃんに負けたのです!
多くの人は虫より動物の赤ちゃんが好きなのだとはわかっていたけれど、
あんなに巣晴らしい蝶館をなくすなんて、ひどいよひどい!
施設を出る頃はがっかりしすぎて悲しくて話す気力もないほどでした。
帰宅してから在りし日の蝶館の画像を探し出し、世話をしていた方々の
苦労をしのびました。続きます。