教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Tさんの新作

2009年09月15日 | 教室風景
Tさんは白い牡丹を描きました。


「 花 」  F6  日本画

銀鼠色の落ち着いた背景に白い牡丹・・
清楚な印象です。花びらには胡粉を何度も重ね
ひらひらとした薄い質感を出すのに苦労しました。
 
背景には薄墨や胡粉などを散らし、銀鼠を重ね
まるで粉雪が舞っているような幻想的な雰囲気の
作品となりました。静かであたたかいTさんの以前の
作品は「HP 上郷の森 日本画教室」こちらをご覧下さい。

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作品展まであと少し

2009年09月14日 | 教室風景
早いもので9月も半ば。
初秋らしく森は蜘蛛の巣だらけ!

油断して、また蜘蛛の力作を頭で破壊してしまいました

草をかきわけつつ、足元にも生き物を探します

日差しは強くても湿度が低くて爽やか

本画制作にはぴったりの気候です。

窓から入ってくる風がひんやりとして気持ちいい・・

制作がはかどります。今日も、作品展出品予定の
新作が完成しました。次回ご紹介しますのでお楽しみに!

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森の宝石箱やー

2009年09月13日 | 生き物
車で森の家へ通っていますが、30分後に出るよりも
渋滞にかかる確率が低いので朝7時頃家を出ています。
結果、朝の森を歩く時間ができて一石二鳥!
先日も「早起きは三文の徳」そのままの出会いがありました。


水場ははずせません。枝の先に・・


カワセミです!


赤トンボも休憩中


濁り水の中の獲物を捕らえるのはさぞ大変でしょう。
この青にはうっとりします。

小鳥の宝石の次は
地面にきらりと光るもの・・

ハンミョウです!
これまた美しいタマムシには今年も会えずじまいでしたが
このナミハンミョウとは2回目の出会い、運がいいです。


この美しさは虫界の宝石といっても過言ではないでしょう。
ハンミョウを漢字で書くと「斑猫」。
獲物に飛び掛るさまが猫のようだ、というのです。英語では
タイガービートル。狩りの様子を見てみたいものですね!
2cmほどの体に立派なアゴを持っています。


別名 「道教え」
近づくと30㎝ほど前に飛んで着地、ということを繰り返します。
このハンミョウも半径3メートルの範囲で飛び回っていました。
幼虫もアリジゴクのように土の中でミミズやアリ、ヤスデなどの
獲物を待ち構えるハンターのようです。観察したくなる昆虫ですね。

また頭の中の「森のひきだし」にしまうものが増えました。



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Sさんの日本画完成

2009年09月12日 | 教室風景
Sさんはイギリスの思い出を日本画にしました。

「サセックスの旅」   F12号


窓の向こうにはイギリスらしい田園風景が広がっています。
こんな素敵なホテルに泊まってみたいものです。

室内を見ていくと、過去の作品に登場したことのある
靴、ザック、帽子などが置いてあり、手前でリラックスするSさんが
見えてくるようです。映画の一シーンにいる錯覚に陥ります。

岩絵の具は、描き込んでいけば性質上白っぽくなりがちですが、
しっかりと影の暗さが表現されメリハリのある強い作品となりました。
色をたくさん使いながらも落ち着いた味わいと情緒がありますね。

旅のお供をした靴などは初期の作品に登場しています。
ぜひこちらのSさんの作品集もご覧下さい!

なおこの作品は「第9回 グループ彩雲作品展」にも出品されます。
実物のもつ迫力をたくさんの方に感じていただけたら幸いです。


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Mさんの日本画新作

2009年09月12日 | 教室風景
MさんはF6号に大菊の厚物を描きました。



「昔は菊にあまり魅力を感じなかった」
とおっしゃるMさん。今は福助栽培に挑戦する
私も前はただきれいだな~と眺めるだけでした。
時とともに感性も変わっていくものですね。

菊のなかの菊、として選んだのは黄色の厚物。
菊のボリュームに対抗するように、背景に絵の具を流して
深みと厚みのある、たっぷりとした作品となりました。

どの作品も無駄な部分は省き、静かな中にも強さのある作品を
つくり続けているMさん。その歴史はHP「上郷の森 日本画教室」
のなかの“作品集”で見られますのでぜひ ご覧下さい!



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にぎやかになりました

2009年09月11日 | 教室風景
アトリエの隣に建っている体育館は、雨漏りのため
補修工事が入るようです。上郷森の家は今年で17歳。

上郷森の家絵画教室・及川クラスとしてスタートした
われわれグループ彩雲は、おかげさまで10年目!

制作に没頭しながらも和やかな皆さん

栄区民文化センターリリスでの作品展は9回目となります。
始めのころメンバーは10名前後でしたが今年は過去最多。
Sさんがまとめてくださった経費実績・計画表にはそんな
歴史の一面が記されていてしばし見入ってしまいました。

個々の作品にはしっかりと作者の歩みが現れているはず。
作品展会場に置いてある、過去の作品アルバムを見ながら
それぞれの足跡をたどってみる・・そんな観賞方法もあります。
ぜひご高覧ください!

《第9回グループ彩雲作品展》 

9月29日(火)~10月4日(日)
10時~17時
(29日は13時より、最終日は16時まで)
栄区民文化センターリリス・ギャラリーA


教室周辺でも、まだツクツクボウシが頑張っています

聴いていると、かなり個体差があるように感じました
相手を見つけるため創意工夫をしているのでしょうか?

鳴きながら後ずさりするのが面白いですね

全身をつかっています

生命感いっぱいの緑の中で佇んでいると
体のなかにエネルギーが補給されるのを感じます。




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ハイラックスの赤ちゃん

2009年09月10日 | 生き物
産まれたのは2匹の男の子。

なぜかチーズを連想させる名前。

飼育員さんによると、お母さんハイラックスが
たくさんお乳を出さないので人工乳もあげているとのこと。
食後、2匹は元気に動き回りはじめました!

扉と壁の隙間を使って上によじのぼる算段をしています

一匹だけ成功!

どうです、この愛らしさ!見ている人間はもう悲鳴です
パンダの赤ちゃんのかわいさにだってひけをとりません。

笑っているよう

両足で見事に踏ん張っています

くるくると向きを変えながら

器用に登っていきます

体のつくりに原始的な部分を持ち

象に近い仲間、とありましたが・・かなり機敏です

やっと安定した場所へ到着しましたが

今度は降りるのが怖いようです

お尻から試し

横目で下を確認しようとし

やっぱり逆さまに

最後はほとんど落下~~で地面へ

お母さんにまとわりつきます


2ヶ月で離乳するそう。
たくさん栄養をもらって丈夫に育ちますように!


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ハイラックスの親子

2009年09月09日 | 生き物
相模原麻溝公園にはふれあい動物園があり、中でも
ハイラックスに会うのをとても楽しみにしています。

こちらのケープハイラックスは、遠くアフリカ南部に生息、
岩場に群れで暮らし、主にイネ科植物を食べるそうです。

地味な毛皮なうえ、動きが少ないのでいつもは見る人が少ないのに

珍しく人だかりが・・・

赤ちゃんです~!

あまりのかわいさに大人も子供も釘付け

普段おとなしいお母さんも今は警戒を怠りません。

少し歯が出ていますが、いつもこんな顔


微動だにしないお父さん。顔つきが優しくなったよう・・

子供たちも身軽にぴょんぴょん跳び上がります。

この無垢な目!

かわいすぎる子供たちのしぐさを次にたくさんご紹介します。

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Oさんの日本画新作

2009年09月08日 | 教室風景
OさんのP12号の日本画が完成しました。


「横浜中華街関帝廟」

現地で描いた水彩スケッチをもとに日本画を制作しました。
色鮮やかですね!しかも空の部分には金箔を数回にわたり
まいているので、とても豪華な雰囲気の作品となりました。

細かく線描もされていて、近くで見ても迫力がある今作は
「第9回 グループ彩雲作品展」に出品予定です。
こちらで実物の華やかさと力強さをぜひ味わってください!

「第9回 グループ彩雲作品展」
9月29日(火)~10月4日(日)
10時~17時
(29日は13時より、最終日は16時まで)

栄区民文化センターリリス
【ギャラリーA】



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Sさんの水彩画新作

2009年09月08日 | 教室風景
今回の「グループ彩雲作品展」に初参加される
Sさんの新作が完成しました。



「 胡蝶蘭 」  F4号

うすくといた水彩絵の具を少しずつ重ね、じっくりと
明暗と色合いの調子を合わせていきました。

花はもちろん、葉やミズゴケ、鉢、背景にいたるまで
丁寧に描いていった結果、こんなに優しくあたたかい作品が
出来上がりました。愛情がこもっていますね!

制作を重ねていくにつれ、思いもしなかった自分を発見する・・
作品が増えていくこれからが、ますます楽しみですね!




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