教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

8月二回目の教室 立秋の森

2020年08月08日 | 教室風景

8時を過ぎた朝の森


入り口でトラさんが伸びていました。


ああ暑い~
とでも言いたげ♪ポンポンのお腹を撫でてみたいけれど
なかなか距離をつめることができません。

立秋のこの日は8月2回目の教室日でした。


前回よりさらに気温が高く汗がなかなかひきませんが
窓から強い風がふきこんできたのですぐ落ち着きました。
7月から再開した制作。ようやくいつものリズムが戻ってきました。


午後はお茶をいただきながらのんびりお盆の過ごし方などをおしゃべり。
やはり新型コロナの影響を受け静かな夏休みとなりそうですね。。

猫に挨拶したあと


直射日光を避けて歩きました。
ヤブミョウガが花盛りです。

樹液の出ているカシの木を見ると

スズメバチにカナブン、サトキマダラヒカゲにコクワガタかな?


ルリタテハもいました。


翅は傷ついていましたが元気!久しぶりにこの瑠璃色を見れて嬉しい♪

前回よりスズメバチの数と種類が増えていました。用心しなければ!


綺麗な虹色が見えたので近づくと
ごく小さなクモが懸命に網をはっていました。

今年もスズミグモに会えました。

複雑に編み込まれた立体的な美しい巨大網の中心に腹部の赤い主が。


暗いところにあってこの繊細な巣の全体像を撮影するのが難しい。
スズミグモは南方系の蜘蛛ということですが年々数が増えているような気がします。

暦の上では秋といっても日差しは強烈!
しばらくは夏らしい森を堪能できそうです。


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Hさんの新作パステル画(025)

2020年08月07日 | 教室風景

Hさんは旅で出会った光景に想を得ました。


「シュテファン大聖堂」パステル画 F20

夜も更けるころ、聖堂のまわりに数世紀昔の衣装をつけた人々が
笑いさざめいています。光と影のおりなす表情は美しく幻想的。
いにしえの物語が投影され浮かび上がっているかのようです。

近づいてみました。

力強く細やかに描写された聖堂は存在感が際立ち眩いばかりです。
淡く半透明に表された人々が対照的で時代をこえ彷徨う霊気にも
感じられます。見るものの想像をかきたてる艶やかな作品です。

大きな作品に粘り強く向き合うHさんの作品は
HP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の“作品集”の中の
Hさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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Nさんの新作日本画(059)

2020年08月06日 | 教室風景

Nさんはお庭の情景を描かれました。


「水仙とシジュウカラ」 日本画 SM

満開のニホンスイセン香る早春。つぶらな瞳のシジュウカラが
食べ物を探しています。空間にあたたかな陽ざし、目覚め始めた
地中の生命をも感じさせます。春のよろこびに満ちた作品です。

近づいてみました。

表したいイメージ通りになるよう構図を練り、求める形になるまで
デッサンしました。堅実で理性的な取り組みの中の挑戦と遊び心が
作品を軽やかに楽しくしています。水仙が風に揺れているようです。

常にアンテナを張り幅広いモチーフに取り組んでおられるNさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の“作品集
の中のNさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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8月はじめの教室 ニイニイゼミ鳴く森

2020年08月04日 | 教室風景

青い空に白い雲♪ようやく夏らしくなりました。


濃厚な緑の香りを胸いっぱい吸い込んで
朝から清々しい気持ちになれました。

8月一回目の教室日でした。

マスクが暑く感じられますが吹き抜ける風が心地よく
描きはじめれば着用していることを忘れてしまいます。


午前中にNさんが日本画作品を、午後にHさんがパステル画作品を
完成させました。順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

森ではいろいろなセミが鳴いていますが今はニイニイゼミ優勢。


ヌルデの葉っぱにとまっていたので接写しようとしたら


飛んで目の前のロープにとまってくれました。
味わい深い色合いですが木肌とは馴染んで見つけにくいですね。


鬱蒼とした木々の間を不器用に飛び回る小鳥がいました。
スズメほどの大きさ。巣立ったばかりのヒナのようです。


つぶらな瞳が愛らしい♪何のヒナだろう?


甘えたように鳴いていたこのガビチョウもまだ幼いのかな?


通りかかるたびに警戒の声を上げるリス

気温が高すぎるのか蚊にさされることもなく。
久しぶりに夏を堪能できました。




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