蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ブレイキングバッド(シーズン1)

2024年12月02日 | 映画の感想
ブレイキングバッド(シーズン1)

舞台はアメリカのアルバカーキ。ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)は天才的な化学者だったが、50歳の今は高校の教師をしている。息子には障がいがあり、妻は第二子を妊娠中で、住宅ローンが重いこともあって洗車場でバイトをしている。
ウォルターは肺がんと診断され、治療費を工面するため、かつての教え子で末端の売人であるジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)と組んでメタンフェタミンの密造に乗り出すが・・・という話。

ほぼ日のコラムで糸井さんが褒めていたので見てみた。10年くらい前の作品なので古めかしい感じは否めないし、TVシリーズとあって展開がかなりスロー(余分なエピソードが多い感じ)だったが、(だいたいどうなるか分かっていても)「次どうなるの?」と見るのをやめられなくなる。このあたりはTVシリーズを作り慣れた人のテクがすごいんだろうなあ。

ウォルターが麻薬どころか爆薬でもなんでも合成?仕放題なのは、ちょっと現実離れしているかなあ。
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ゆとりですがなにか インターナショナル

2024年12月02日 | 映画の感想
ゆとりですがなにか インターナショナル

坂間正和(岡田将生)は実家の造り酒屋を継ぐが、妻の茜(安藤サクラ)とはギクシャクし、大口取引先の韓国資本?の会社からは契約を打ち切りされそうになる。小学生教師の山路(松坂桃李)は相変わらず童貞で、道上(柳楽優弥)は中国事業に失敗し今は中国向けの動画配信にはげむ。正和は取引先の繋ぎ止めのためにリクエストされたノンアル日本酒を、カリスマ杜氏の服部(吉原光夫)に託すが・・・という話。

TVシリーズは見ていないので、筋や仕掛けの面白さに気がついていない所も多いと思うが、それでも相当に楽しめた。特に終盤の伏線回収と酔いつぶれた正和の行動の謎解きは面白かった。

家族がオンラインで打ち合わせなどをしているのを尻目?にして正和の母:和代(中田喜子)が亡き夫の遺影のある仏壇に向かって「私なんかずっとお父さんとテレワークだよ」(うろ覚え)というシーンには吹き出したが、この小さな小さな挿話がエンドロール前で伏線回収されるのには感心した。
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