さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

夏至・菖蒲華さく~ドイツリートの会「音楽師」

2022-06-28 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ6月26日~30日ごろの今の時期は、
旧暦で夏至の次候、
「菖蒲華さく(あやめはなさく)」
です。

菖蒲華さく とは、
そのままの意味で、あやめが花を咲かせるころ。
この花が咲いたら、梅雨到来の目安だった…らしいのですが、
もうすでに、梅雨明けしている地方もありますね。
今年の、梅雨入りの早さと短さはどうしたことでしょう。

加えて、6月からもうこの暑さ。
まだ暑中見舞いの時期にもなっていないというのに。
長い夏になりそうですね。。。

バテないよう、しっかり食べて寝て、
涼しく過ごす工夫をしながら、厳しい暑さの夏を
少しでも楽しんで過ごせたらいいですね。


前回と今回の2回で習った曲はコレです。 ↓

  


まだまだヴォルフの世界が続きます。
この曲も、15年前に一度習って以来ですが、
たぶん多くの人にとって、いちど聴いたら忘れがたい印象的な曲。
歌うのは難しいけれど、軽快なピアノが楽しいのです。

前回の参加者は、男性ふたりと私の計3名で、
今回は男性3名と私の計4名。
どちらも、私が紅一点の会でした。。。
次は誰か来られるといいなあ^^;

今回の最後の時間には、ひとりずつ最初から最後まで通して歌う、
ぷち発表会となりました。
歌う順がいちばん最初だった(なぜかじゃんけんでそう決まって)
ので、緊張して待つ時間が少なくてよかった。。。かな??


 緩急をつけてピアノと踊る歌 さくら


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芒種・腐草蛍と為る~ドイツリートの会「セレナーデ」

2022-06-13 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ6月10日~15日ごろの今の時期は、
旧暦では芒種の次候、
「腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)」
です。

腐草蛍と為る とは、
蛍があかりをともし、飛びかうころ。
昔の人は、腐った草が蛍に生まれ変わると信じたそうです。


ドイツリートの会の、
前回と今回の2回で仕上げたヴォルフの曲はコレです。 ↓

 

1回目、音にもリズムにも難儀して、ついてゆくのに必死!でした~
歌えるようになるの??この曲;;
私にとって、近年まれに見る?難曲でしたが
先日の2回目、最後の方では、どうにかこうにか、なったかな。。。

2回とも、参加者は男性ふたりと私の3名でした。
男性おふたりのリードに助けられる要素も大きいです。
感謝~♪

まがりなりにも歌えるようになって
ピアノの音を楽しめる余裕が少しでも出てくると、
またさらにその曲がおもしろくなってくるんですよね^^


 手を伸ばす憧れに手が届くまで さくら


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小満・蚕起きて桑を食う~ドイツリートの会「秘めた愛」

2022-05-25 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月21日~25日ごろの今の時期は、
旧暦では小満の初候、
「蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)」
です。

小満とは、いのちが次第に満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節。

蚕起きて桑を食う とは、
蚕が桑の実をたくさん食べて育つころ。
美しい絹糸となる繭を、小さな体で紡ぎますが、
今では桑の実でなく、人工飼料で育つお蚕さん。
むかしの絹糸とは強度も違い、
呼び名は同じ「正絹」でも、同じものとは言い難いようです。

先日のドイツリートの会は、
男性ふたり、女性ひとり(私;)の参加でした。

曲は、まだまだ続くヴォルフシリーズの。。。これです。 ↓

 

10年前に一度習いましたが、
ヴォルフ独特の、味ある和音と、静かな中にも熱い情熱を感じさせる、
美しい曲です。憧れる~♪
自分なりに、ちゃんと歌えるようになりたーい!
のですが。。。

前半の、微妙なリズムのところを個人的に何度も直されました。。。
が、ツボにはまると、なかなか直らない;

 「ごめんな~イジメて。
  もうちょっとで直ると思ったから。。。」

とは、師匠のお言葉。

はい、承知しておりますとも^^
ニガテなところは、何度も練習をくりかえすことで克服。
それしかないし、それがいちばん。
今までも、ずっとそうしてきましたもんね。


 歌いきる多少リズムが狂っても さくら 


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立夏・竹笋生ず~ドイツリートの会「陰棲」

2022-05-17 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月15日~20日ごろの今の時期は、
旧暦では立夏の末候、
「竹笋生ず(たけのこしょうず)」
です。

竹笋生ず とは、
たけのこが、ひょっこり出てくるころ。
この場合のたけのこは、
もっとも出回っている孟宗竹ではなく、細目の真竹(マダケ…日本原産)
などだそう。

たけのこ、もう味わいましたか?
私は、下ごしらえ済みの状態で2度も分けていただき、
楽ちん調理でおいしくいただきました♪

たいてい若竹煮なのですが、
今回は天ぷらと、炒め物で。
どちらも美味~!
炒め物は、豚肉、人参、ピーマンなどと合わせましたが、
筍の調理としては新鮮な味わいでした。
考えてみれば、中華料理の炒め物にもよく入っていて、
ポピュラーなのでしょうけどね^^

さて、
先日はだいだいリートコンサート後初めての、ドイツリートの会でした。

 

ヴォルフの曲が続いており、先日は懐かしの「Verborgenheit(陰棲)」。
なにが懐かしいかって、この曲は、
私が初めてだいだいリートコンサートで歌わせていただいた時に
選んだものなのでした。

ドイツリートの会に通いはじめて間もないころで、
習った曲もまだ少なかったのですが、
その中で選んだ1曲がこれでした。
今にして思うと、マニアックな選曲でしたが、
習い始めた初期のころに、この曲をリートの会で取り上げられた先生も
かなりチャレンジャー??
あと1曲はシューベルトの「Seligkeit(至福)」。
プログラムの1番目に歌うことになって、
緊張も極致だったことを思い出します。。。

その後、
何番目に歌おうが、何回歌おうが、
やっぱりいつもひどく緊張してアガってしまうのは同じだわ
ということになるのですが;;

先日の参加は、男性ふたり、女性ふたりの計4人。
ピアノと歌で完成する和音を感じて歌って、という
先生のレッスンも懐かしい思いで受けました。
最後はひとりずつ歌う、ぷち発表会となりました。。。とさ。
先生いわく、

 「みんな違って、みんないい、だよ~」

長くひとつの曲に親しむ。
むかし向き合った曲に再び出会う。
あたらしい曲との出会いも胸ときめきますが、
おなじみの、愛着ある曲との長いおつきあいや再会も、
また楽しいものです。


 半音のぶつかりクセになる和音 さくら


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立夏・蛙始めて鳴く~だいだいリートコンサートvol.31

2022-05-05 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月5日~9日ごろの今の時期は、
旧暦では立夏の初候、
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」
です。

立夏とは、次第に夏めいてくるころのこと。
気持ちいい五月晴れの季節です。
とはいえ、
まだひんやり肌寒いことが多いように感じる近頃。

蛙始めて鳴く とは、
野原や田んぼで、蛙が鳴きはじめるころ。
オスの蛙が、メスの蛙を恋しがって鳴く声だそう。


昨日は、2年ぶりに参加させていただく、
だいだいリートコンサートvol.31の本番でした。

 


今回うたう2曲のイメージで、このドレスを選びました。↓
もう何度か着ている、おなじみのものです。

 


先日のリハーサルでは、
またこれか(>_<)
とへこんでしまうようなあがりようで、思うように歌えず、
かといって本番に強いタイプでもないので、
どうなることかと不安でしたが。。。

めずらしく、なんとかどうにか歌えたという実感が持てました。
あがるにはあがったのですが
(これはもう避けられない;;
 そして聴く方々にもそれが伝わっていると思いますが)
それだけで終わりました~という状況になることだけは免れた??
あがっていながらも、自分の思うようなかたちで歌いとおせたかな
という感じです。
めったにないことです。

私にとっては、これだけでもうれしいことでした。
またぼちぼちがんばろ。。。^^

リハーサルではお会いできなかったお仲間のみなさんや、
思いのほかたくさん来場してくださったお客さまの中でも
うれしい再会がいくつもありました。

緊張と高揚と、いろいろな感情がめまぐるしく交錯して
帰宅したらどっと疲れを感じましたが、
しあわせな1日でした。

一時体調をくずされていた先生もお元気になられ、
ほっとしていたところでしたが、
よき伴侶を得られたという、さらにうれしいお知らせも。

私にとっては2年ぶりの、今回のだいだいリートコンサートは、
多くの恵みと、感謝の思いでいっぱいの日になりました。

ところで、
私は昨年の左足親指の骨折後、
長らくちゃんとした靴も履けずにいたのですが、
今はすっかり回復して、ステージ用の靴も履けるように。
骨折前に、ふだんほとんど履かないパンプスを何足か買ってあったのですが
(めったにないことに…といっても、ローヒールですけどね;)
その靴たちにも、やっと出番が来ました。
昨日はそのうちの1足がデビュー。

私の足のサイズはやや小さめで、あまり合う靴がないもので
履き心地のよい、自分の足に合うものにであうと、
色違いで2足買ったりします。
このときは、必要時以外は履かない苦手なパンプスなのに、
あまりに履き心地が気に入って、3足も買ったのでした。。。
それなのに、そのすぐあとの骨折。ああ;;

靴を買ったとき、お店のおじさんに

「靴も履いてやらないとダメになる。
 まんべんなくどれも順番に履いてね。
 あ、雨の日だけはやめてね。
 雨の日に履くのはこっちの靴だよ」

と言われたことを思い出します。

はい、これからどんどん履かせてもらいますね♪


 傷癒えてようやく履けた銀の靴 さくら


 
コメント (2)
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