さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

だいだいリートコンサート~リハーサル

2022-04-29 | 歌のおけいこ
今日は、
橘茂門下生によるだいだいリートコンサートvol.31の
リハーサルでした。

母の看取りやコロナの影響で、
いつも身近にあった歌から
遠く離れた生活が続いていました。
2年ぶりに歌うコンサート…

あがり症は相変わらずですが、
またこうして歌える幸せに感謝です。
門下生のみなさんとも、久しぶりに再会するかたがほとんど。
また元気にお会いできてよかったです。

曲は、日本歌曲を1曲。これ ↓

 


それから、ドイツリートを1曲。これ ↓

 

レッスンの記事を書いたときに、いちど載せた2曲です。

 

靴だけ、本番のときと同じものを履いて歌いました。

あいにくの雨模様でしたが、
会場は私の家から歩いてすぐというご近所なので、
助かります。
しかも、家を出る頃に雨はきれいに上がっていました。
けれども風が強くて、その影響で電車も遅れたりしたようです。

雨が上がるのはうれしいけれど、
歌う時にアガるのは、どうにかならないものかしらん^^;

さて、夫は予定どおり今日から群馬へ出張。
GW中はずっと、りんとの生活です。
りんが体調をくずすことなく、元気でいてくれますように。
1日おきの点滴のための通院も、ぶじにクリアできますように。


 再会の歌に優しく包まれる さくら


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3月~4月のドイツリート

2022-04-22 | 歌のおけいこ
ドイツリートの会は、しばらくヴォルフの曲が続きます。
着物のおけいこと同じくこれもまた、
自分がたどるデコボコ道のおぼえがき。

3月の2回で1曲、これ ↓

 


4月の2回で1曲、これ ↓
 

を習いました。
3月の2回目は、ピンチヒッターの仕事が入り、お休みしましたが。。。

いずれも、11年前と12年前に1度習った、懐かしい曲。
でも、やっぱりちゃんとは歌えない;;

音を取るだけならできても、
ひと息で歌うべきところの息が続かなかったり、
それならば、
いいところでうまくブレスをするべきなのがうまくいかなかったり、
一生懸命歌っているうちにだんだんこわい顔になって
楽しい曲の雰囲気が伝わらなかったり…

とまあ、
どんな曲にも、それぞれに難しい課題があります。

ちなみに、ニコちゃんマークのシールは、

 「こわい顔しないで、ニッコリ笑って歌って~」

と、先生がしばしば貼ってくださるものです^^


さて、
今夜も、15年ぶりほどに歌う曲を習ってきます。 これ ↓
 

短いけれど、味わいぶかい詩で、
ピアノがとても美しい、お気に入りの曲です。


 あがってもいつか笑って歌える日 さくら



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雨水・霞始めて靆く~ドイツリートの会「ヴァイラの歌」

2022-02-27 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ2月24日~28日ごろの今の時期は、
旧暦では雨水の次候、
「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」
です。

霞始めて靆く とは、春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころのことで、
遠くかすかな眺めが、ほのかに現れては消える移ろいの季節。
春は霞、秋は霧と呼び分け、
そして夜には霞ではなく、朧というとか。

そろそろ寒さもやわらぐようですが、油断はできませんね。
その日のかげん、時間帯によっても調整が必要そうです。

先日のドイツリートの会は、
男性ふたりと私で、3人の参加でした。
曲はこちら。 ↓

 

メーリケの詩にヴォルフが曲をつけた「ヴァイラの歌」。
2011年にリートの会で1度習ったことのある曲ですが、
そんなのもう、記憶の彼方;;
でも、歌ってみると、なんだか懐かしい気がしました。

個性的な作曲、独特な和音のイメージがあるヴォルフ。
初めてだいだいリートコンサートで歌わせていただくときに
選んだ2曲のうち1曲が、ヴォルフで
「Verborgenheit」(陰棲)
という曲でした。
いま思えば、なんて大胆な、マニアックな選曲。

レッスンの時、ピアノとぶつかる和音の部分で先生に

 「あなたの歌とピアノで完成する和音なんだ。
  しっかり出して」

と言われたことを思い出します。
今だって、あの頃よりよく歌えるかと言われれば、
う~~ん。。。
と、悩んでしまいますが、
歌は技術だけのものではないし(もちろんそれも必要ですが)
思いを込めることはもっとたいせつ。
その時どきで、自分なりに精いっぱい向き合い、取り組みたいものです。
治らないあがり症とも、つきあってゆくしかないですね。。。


 煽るように寄り添うように鳴るピアノ さくら


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立春・黄鶯睍睆く~歌のレッスン

2022-02-13 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ2月9日~13日ごろの今の時期は、
旧暦では立春の次候、
「黄鶯睍睆く(うぐいすなく)」
です。

黄鶯睍睆く とは、
春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころ。
私はまだ、鶯の声を聴けてはいませんが…

鶯も、最初からじょうずには鳴けなくて、
だんだんとうまく鳴けるようになっていくようですね。

昨日は、私も鳴き声の…ではなくて
歌の個人レッスンを受けました。

前回に受けたのは…
2019年の暮れに母のぐあいが悪くなり、年明けに入院するまでの間に
門下生のコンサートがあり、
レッスンやリハーサルの予定をどうにかクリアしていた頃でした。

2020年からコロナの騒動が始まり、
6月には母を見送り…
個人レッスンもドイツリートのグループレッスンも、
休講や私の事情でのお休みが続きました。

およそ2年ぶりの個人レッスンです。
曲はこれ。 ↓

 

ドイツの詩人、アイヒェンドルフの詩で
曲はメンデルスゾーン。

同じ詩に、シューマンが曲をつけた
「Die Stille」(静寂)
の方が有名かも知れません。

同じ詩に、違う作曲家が曲をつけた歌はたくさんありますが、
曲によって、本当にイメージがガラリと変わります。

メンデルスゾーンのこの曲は、
いつか歌えたらいいなと、
ずっとこころのなかであたためていたものですが、
ちゃんと歌いきれるようになれるかしらん;

発声を含め1時間のレッスンを無我夢中で終え、
続いてドイツリートの会のグループレッスンに入るはずが。。。

なんと、みなさんお休みで参加者は私ひとりだけ。
想定外の事態です。どひゃー;;

「なんでも歌っていいよ~
 好きに時間を使ってくれてかまわないから」

という、ありがたい師匠のお言葉に、
続けてひとりでレッスンを受けることに。

たまたま、次回レッスンを受ける予定の
もう1曲の楽譜を持っていたので、
それをお願いすることにしました。

 

これもまた、以前から歌いたかった曲。
大汗かきかきの、なんとも濃ゆーいレッスンでした。

ドイツ語にはドイツ語の、
日本語には日本語の、
歌詞を伝えられるように歌う(語る)ための
歌い方があります。
極端にやりすぎてもいけないし、
人によって、どのあたりまでやればいいのか、というのも違いますし、
とてもむずかしいのですが、
じょうずにはなれないまでも、自分なりの歌をつくりあげていく
喜びを感じます。

本番での緊張がひどい私には、
練習どおりに歌えればそれでヨシ! なのですが、
いまだにできたためしがありません。

めげずにがんばってみます。
(なんでもこれだ^^;)

それにしても、
2時間半も連続して、ひとりでレッスンを受けることになろうとは。

思わぬ展開になった、2年ぶりのレッスンでした。


 楽しんでしまえ予定外のことも さくら



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大寒・鶏始めて乳す~ドイツリートの会「ミルテとばらで」

2022-01-31 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ1月30日~2月3日ごろの今の時期は、
旧暦では大寒の末候、
「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」
で、鶏が卵を産みはじめるころ。
かつて鶏の産卵期は、春から夏にかけて だったそうです。
今では年中産んでくれて(産まされて)いますが…

今日で1月も終わり、明日からは2月ですね。
大寒もいよいよ末候。
今週もまだ寒さは続くようですが、
大寒のあとはもう、春の暦に入りますよ。

先日はドイツリートの会、今年2回目でした。

 

前回に続き、シューマンの「ミルテとばらで」。
この曲は2回で仕上げていきます。
先日の出席者は、男性ふたり、女性ふたりの計4人でした。

歌詞をちゃんと語ることも、
ピアノとのずれを楽しむような掛け合いも、
テンポの変化をうまくつけてゆくことも、
難しい曲です~^^;
歌っていて、楽しい曲ですが、
なかなかきちんと歌えるまでには至らず。。。

ドイツリートの会、
2006年の12月から参加しはじめて、もう16年目。
この曲を習うのも3回目なのですけどね;

コロナ拡大による休講や、
私の事情でのお休みなど、長らく歌えておらず、
2020年初頭から~2021年いっぱい、およそ2年ほども中断の時期があって、
ようやく再開(再会)できた今です。

1曲1曲、楽しみながら、歌っていきたいです。


 ドイツ語でならば照れずに愛の歌 さくら



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