さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

小寒・雉始めて雊く~年明けのバタバタ

2024-01-19 | たわごと・できごと
新暦の、およそ1月15日~19日ごろの今の時期は
旧暦では小寒の末候、
「雉始めて雊く(きじはじめてなく)」
です。

とばしてしまった次候は
「水泉動く」
…地中では凍っていた泉が動きはじめるころ

でした。
10日までお供えする鏡餅は、11日に鏡開き。
商売繁盛を祈念する十日戎のお祭りもすみましたね。

雉始めて雊く とは、
雉のオスが、メスに恋して鳴きはじめるころ。
寒さの続く中に、早くも春の訪れを感じさせますね。
都会育ちの私にはまだ経験がないのですが、
「ケーン」という雉のオスの鳴き声を、
実際に聴いてみたいものです。

年末もそうでしたが、
職場のクリニックは、ぐあいのわるい人、定期の薬が切れる人などなど
…で混みあい、年明けから毎日バタバタです。

ひとくちにカゼ症状、とはいっても、
その様子はさまざま。
コロナとインフルエンザが混在する中、
長引く咳の原因には、咳喘息や後鼻漏があったり、
不調なのに療養がまったくできていないという人も。

能登の地震で、
自分が経験した阪神淡路の震災がフラッシュバックしたのか、
少し精神のバランスをくずして、
以来体調がすぐれず食事が摂れなくなっている人もおられます。
本当に、症状や事情、状況は人それぞれで、
その人に合ったケアが求められます。

来院者数が多く、
ぐあいのよくないかたが次々これでもかと重なる日は、
頭もカラダもフル回転。
ひと勤務終わったら、もうヨレヨレ~;;です。

それでも、元気に働けていることはしあわせですね。

もともとタフでもないうえ、
最近は寄る年波のせいか、あちこち不具合も出てきましたが、
そんな自分をなだめながら、元気でいたいと思います。

 

カラダが芯から冷え込むようなこのごろ、
燗酒でゆっくり、ほぐれてゆく私の心身です。
被災地の寒さが、せめて少しでもやわらぎますように。


 不具合をなだめ笑って過ごす今日 さくら


 
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小寒・芹乃栄う~年明け

2024-01-05 | たわごと・できごと
 


新暦の、およそ1月5日~9日ごろの今の時期は
旧暦では小寒の初候、
「芹乃栄う(せりのさかう)」
です。

小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。
寒の入りを迎え、
立春になる寒の明けまでの約1カ月が
寒の内です。

芹乃栄う とは、
芹がすくすくと群れ生えてくるころ。
春の七草のひとつですね。

新年明けて早々の地震。
そして飛行機事故。
たいへんなことになりました。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
どうか1日も早く、日常が戻りますように。

能登からは遠い、関西であるここ兵庫県尼崎市でも、
またあの阪神淡路大震災が…?
と不安を感じる揺れ方でした。
実際には、あのときよりはるかに軽い揺れだったのですが、
次に大きな揺れが続いて来るのか?
と、身構えましたね。
現地の揺れは相当だったことでしょう。

わるいできごとは、今年はこれでおしまいにしてほしいですね。
このさきは、平穏無事な年であることを祈ります。

私は明日が今年の仕事はじめ…
こちらもまた、平和だといいな。


 何よりの宝は日常の平和 さくら


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白露・草露白し~復職

2023-09-11 | たわごと・できごと
新暦の、およそ9月7日~11日ごろの今の時期は
旧暦では白露の初候、
「草露白し(くさのつゆしろし)」
です。

白露とは、
大気が冷えてきて露を結ぶころのこと。
ようやく残暑が引いていき、
本格的に秋が訪れてくる、そんな時期ですが。。。

草露白し とは、
草に降りた露が白く光ってみえるころ。
朝夕の涼しさが、くっきりと際立ってきます。

むかしの歳時記どおりには、もはやたどってゆけなくなった
現代の気候。
温暖化の加速を止めることはできないのでしょうか。


コロナで1週間もお休みしてしまいましたが、
夫も私も、今日からぼちぼち仕事再開です。

ずっと食欲がなく、体力が戻りきらないまま
ヒキコモリの1週間だったので、まず駅まで歩けるでしょうか。。。;;
まだまだ暑い時間帯です。
ゆっくり治していきましょうっと。


 とにかくも歩きださねば始まらぬ さくら


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処暑・禾乃登る~コロナでダウン

2023-09-05 | たわごと・できごと

新暦の、およそ9月2日~6日ごろの今の時期は
旧暦では処暑のもう末候、
「禾乃登る(こくものみのる)」
です。

処暑とは、
暑さが少しやわらぐころのこと。
朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出す…
そんな時期のはずですが、
まだとてもそうは感じられない暑さです。

禾乃登る とは、
田に稲が実り、穂をたらすころ。
禾(のぎ)とは、
稲などの穂先に生えている毛のことですが、
稲や麦、稗、粟など穀物の総称でもあるそう。

そういえば、
名前の漢字にのぎへん(禾)がある人は
一生食べることに困らないとか…
そうなるように願いをこめて、だったかな??
うちの夫の名にもついています、のぎへん。。。

とうとう、といいましょうか
ついに私もコロナにかかってしまいました。

夫が福岡出張から帰宅したのが金曜日の夜。
土曜日の勤務を終えて帰宅した私は午後から発熱、
月曜の検査で診断がつきました。
ふだん、めったに熱を出さないもので、
いったん熱を出すと半端でないしんどさを感じます。
解熱はしても、なかなかとれないしんどさ…
味覚はありますが、まったく食が進みません。
やせそう??

いつものカゼなら、まずノドの違和感から始まり、
たいてい熱は出ないまま咳や鼻水、倦怠感などの症状が進み、
けっこうしつこく長引くのですが、
今回はいきなり高熱からきました。
あとから咳や咽頭痛が出てきましたが、
まあ、ボチボチよくなってきてはいます。

せっかく出張から帰った夫にももれなくうつしてしまい、
2日遅れの月曜(昨日)から発熱。
今日診断がつきました。ゴメンネ~;;
熱があっても、夫の方は食欲もまあまあ、わりと元気にしています。

夫はワクチンを3回受けていますが、
私は未接種。
このままかからずにすむかなあ…
と思っていましたが、
逆に、よく今までかからず切り抜けてきたといえるのかもしれません。

重症化することなく、
自宅で治せるのはありがたいことです。
ヨロヨロしつつも、りんのお世話ができますから。

とりあえず、早くふつうに食べられるように(&のめるように?)
なりたいなあ^^;

みなさんも、引き続きお気をつけて。


 素通りをせずにうちにも来たコロナ さくら



 
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立秋・蒙霧升降す~教会のパイプオルガン

2023-08-18 | たわごと・できごと
新暦の、およそ8月17日~22日ごろの今の時期は
旧暦では立秋の末候、
「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」
です。

蒙霧升降す とは、
深い霧が立ちこめるころ。
春は霞、秋は霧…ですね。
まだ残暑厳しい折ですが、あとひと息、もうひと息。

お盆休み中の1日、
歌のお友達が通っているご近所の教会を訪ねました。
その日は、こどもたち向けに、
教会にあるパイプオルガンの音色や曲を聴いたり
しくみを学んだり、中や裏の構造を見せてもらったり…
という催しがありました。

おとなも来ていいよ、とのことなので
はーい♪ とお邪魔しました。

 

写真には撮れませんでしたが、
このあと、背面のくりぬいた壁の中や、
2階に上がって上からのオルガンの背面のしくみなども
見せていただくことができました。


 

 

↑ 教会の中の扉には、こんな可愛い装飾も。
フエルトで手作りされたロウロク絵でした。


 

↑ こどもたちに混じって、
ストロー笛づくりにもチャレンジしましたよ♪
ちゃんと、ドレミファソラシド~の音階が鳴りました。

最後には、
牧師さまのお話を聴いて、お祈りをして、
みんなで讃美歌を歌いました。

合唱や歌のレッスンを、今はすべてお休みしているので
歌うための声を出したのは、本当にひさしぶり。
ここちよい、しあわせな時間でした。
(知っている歌でよかった。。。^^;)

このあと、案内してくれたお友達と、
ここに来て久しぶりに会うことができたお友達と3人で
スパイスカレーのランチと、午後のサングリアを楽しみました。

この日、教会のオルガン奏者のかたの演奏で
聴かせていただいたのは、

 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 J.Sバッハ

 主よ人の望みの喜びよ BWV147 J.Sバッハ


どちらも、誰もがきっと耳にしたことのある曲。
ジャズやロック風になど、さまざまにアレンジされてもいます。

やはり生で聴く音色、演奏は、楽器も声もすばらしい。

「主よ人の望みの喜びよ」は、
むかし合唱でも歌った懐かしい曲。

よい休日のひとときでした。
お友達ふたりにも、教会のみなさんにも、
一緒に参加したこどもたちやおとなたち^^にも感謝します。


 パイプオルガン歌う祈りも熱情も さくら


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