さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

おひさしぶりです

2013-09-24 | 父・母、家族のこと


おひさしぶりです。

酷暑のひと夏が過ぎ、季節は秋を迎えました。


6月に母が 心臓の手術…大動脈弁の置換術を受けましたが
術後の経過に思わぬ問題が起こり、
3ヶ月間の長期入院となりました。

先日ようやく、元気に退院することができ
ほっとしているところです。


母の入院中は
家事も最低限のことしかできず(せず)、
仕事と 毎日母のところへかようことだけを
最大の優先事項として過ごしました。

わたし自身が、
気持ちもエネルギーも それ以外のところには
とても向けられないという状態だったので
歌も 川柳も 友人と会うことも
あえて すべてお休みして、
母の心配をすることと、仕事と通院だけで1日が明け暮れするという
非日常のなかにいました。

実際、さきがみえない、
安心をみいだせない状態がながく続いたもので、
これはしかたのないことでした。

入院先では、
もちろんお世話になっていることへの
大きな感謝は 基本的に忘れたことはありませんが、
病むひとと家族を癒すべき立場にある医師や医療関係者の 
心ない態度や言葉にたびたび傷つき、
怒りをも感じ、
神経をすりへらしたことも多くありました。

けれど、
すべて笑い話にできるまで…
母がきちんと治るまで…
と言い聞かせながら、 
気持ちが折れてしまわないように と必死に耐えました。

母を中心に、父や 弟との、
家族の絆をためされたかのようにも思える日々でしたが、
あらためて たがいの愛情と信頼を感じあえたともいえます。


母は きずが完全には治りきらないままの退院だったので、
まだ手放しで安心できたとはいえませんが
とりあえず 元気にしてくれています。

健康的な日常のリズムをとりもどすには
これからぼちぼち…というところですが、
ひとまずは いるべき場所に いるべき人がいる、
あるべき日常のかたちに もどることができました。


長らくご心配をおかけしたみなさま、
いろいろなかたちで支えてくださった方々、
ほんとうに ありがとうございました。

わたしも 歌や 川柳をぼちぼちと再開し、
すこしずつ 日常の生活をとりもどしつつあります。

両親が高齢となり、
わたし自身も としをとっていくなかで、
これからもまだまだ 
いろいろな心配ごとや問題が起きてくることと思いますが、
いまのおだやかな日常に感謝しつつ、
この日々が ながく続きますようにと 祈るばかりです。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする