さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

芒種・梅の実黄なり~浴衣と半幅帯

2023-06-19 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ6月16日~20日ごろの今の時期は
旧暦では芒種の末候、
「梅の実黄なり(うめのみきなり)」
です。

ひとつとばしてしまった次候は
「腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)」
…蛍があかりをともし、飛びかうころ 
でした。
昔の人は、腐った草が蛍に生まれ変わると信じたそうです。

梅の実黄なり とは、
梅の実が熟して色づくころ。
季節は梅雨へ。
今年は早い梅雨入りでしたね。
すでに梅雨明けしたかのような暑さの日もあって;;

6月のおけいこは、浴衣と半幅帯。
母の有松絞りの浴衣と、同じく母の半幅帯。
帯留めには、レンコンの箸置きを♪
帯留め金具はつけず、レンコンの穴に帯締めを通しています。

写真は、おうちで自分で着たときのもの。
最近、おけいこでは写真を撮りそびれていまして。。。

 

この半幅帯、通常のものよりかなり短めで、
基本通りの結び方をするには長さが足りません。
しかたがないので、苦しまぎれの片蝶々結び。

 

…でしたが、

 「あら、いい結びかたね。
  えっ?短くてこれしかできなかった??
  いい感じよ」

と、なぜかご好評をいただきました^^

おけいこでは、通常の長さの帯で、
文庫結びと割り角出しを。
しばらく日があくと、すぐ手順を忘れてしまうので、
しっかり身につけないと~

この夏も、浴衣で何度かおでかけできたらいいな♪


 長短を生かした帯の結びかた さくら


りんの健康状態に、ハラハラしたりホッとしたりの毎日です。
仕事から帰宅すると、ケージの中が大惨事;;;
ということもありました。。。
今年の初めくらいまでは何とかなっていた点滴も、
最近ではガマンしきれず体動のため途中で抜けたり漏れたりで
刺し直す必要のあることがしばしば。
おたがいにつらいことです。
どこまで、何をしてやるのがりんにとっていいことなのか。
もの言わぬ彼女の老いが進むなかで、たえず考えさせられます。

夫の出張がまたいくつか予定されており、
今週は九州、7月早々からは2週間ほど海外。
夫の仕事も、りんとの暮らしも、ぶじにクリアできますように。



コメント (6)
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