ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

歯の衛生週間です

2009-06-05 19:22:04 | 診療中
毎年6月4日から6月10日までの1週間は

       「歯の衛生週間」
です。
  
  


 ここ山形県米沢市でも6月6日土曜日に

 

 「すこやかセンター」と

 「東部コミュニティーセンター」の

 2つの会場で歯の無料健診・相談を行います。

 歯科医師による無料健診・相談のほか、虫歯予防にかかせない歯磨き指導、
 フッ素塗布、希望者には唾液検査などを行います。歯科医師による歯に関
 する講話もあります。

 
 
 私は東部コミュニティーセンターにいますのでよろしくお願いします
 

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

 
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咬むことで発育する

2009-06-05 06:36:12 | お子さんの歯
お子さんが食べるのが遅いからと、小さく刻んでいるという話を聞くことがあり
ますが、なんでも小さく刻んで飲み込みやすくすればいいのかというと、そうで
はないんですねぇ。 

そもそも食べるのが遅いというのは何と比べているのでしょうか??

大人である自分と比べていませんか?

大人の都合に合わせていませんか?

逆に大人の食事が早すぎるのかもしれません。

 早食いは・・・ 

食べやすくするために小さく刻んで食べるということは食べやすい反面、咬む力
が必要ないということです。

成長期に咬むことをしなければ咬む力は養われません。

また、咬むことでマッサージ効果が働き、血液、リンパの流れが促進することで
上の顎、下の顎は発育し、そして顔が作られます。成長期に咬まなければ
顎は発育しませんから歯並びは悪くなってしまいます。食べやすくしてあげると
いう良かれと思う行為が成長期の発達に影響を与えてしまうんです。 


ですので、成長期には歯ごたえのあるものを食べることが必要なんです。刻むよ
りも、すこし大きめにきってあげることが大事なんですねぇ。ここで大事なのは
固いものを咬むということではなく、咬む回数を増やすということにあります。
 
よく言われていることですが、現代社会では、軟らかい食べ物が多くなり現代
の子供たちは顎が小さく、咬む力も弱っていると私も実感しています。ある研究
では、1回の食事での咬む回数は弥生時代と現代とで比較すると6分の1以下、
戦前はおよそ1400回、現代はおよそ600回と戦前と比較しても約2分の1以
下なのだそうです。

 よく咬めば、早食いも改善され肥満の改善へもつながりますし、顎の発育、顔
の発育にもつながってきます。よく咬みましょうね。 

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。


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