CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

チャールズ・ディケンズ著「大いなる遺産」

2010-02-14 11:32:03 | 読書
オリンピック開会式見ました
ケルト音楽が流れたんで??と思ってたら
やっぱりヨーロッパから渡ってきたかれらと先住者が融合して現在あるんですね
どこの土地にも先住者って必ず居ます
日本はアイヌ、
ニュージーランドはマオリ・・・
カナダはイヌイット、ネイテイ、後忘れた・・・


で、「大いなる遺産」映画も良かったんで、
「オリバー・ツイスト」の後、続いて読んだけど

1860年頃に書かれた小説で、なんとなく時代背景がわかる
貧民は多いし、犯罪も多い、石炭をエネルギーとしてたころ


≪ストーリー≫
主人公ピップは両親を亡くし、まじめなやさしい鍛冶屋の義兄と荒くれな姉夫婦のところで育てられ、
ある日、墓地の近くで脱獄犯に食べ物を持ってくるようにと脅される

姉の目を盗んで約束どおり脱獄犯のもとに持っていく

それから時は過ぎ、奇人の老婦人ハヴィシャムの家に行くようになり
そこで、美少女エステラに会う

貧乏の中で大きくなったピップは劣等感に苛まれ
義兄のことが尊敬できない

そんなとき、どこから渡されたものか余りある資産を受けることになって
ロンドンへ行く
それからは、エステラに見合うような‘紳士’になるべく価値観が変わって

彼は後援してくれている人がハヴィシャム夫人とばかり思い込んでいたのだが
実は以前助けた脱獄犯だった

その元犯罪者はところ払いになっているにも関わらず、ピップに会いたい一心で危険を犯してロンドンに舞い戻ってきていた

はじめは、恐怖心から何とか逃れたいことばかり思っていたピップだが
だんだんと、ひとの心が理解できて
今まで、義兄に辛く当たっていたことをこころから悔やむ



映画とはまるで違って
たしか、義兄は漁師で、ピップ(イーサン・ホーク)は画家になって成功をおさめて

そして、脱獄犯=ロバート・デ・ニーロが、
そしてエステラ=グウィネス・パルトロウが演じて、ピップの思慕を中心に作ってたかな?

翻訳本ってなんか読みにくいんだけど
最後けっこう感動しました






コメント
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