CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「沈まぬ太陽」

2010-11-05 14:53:53 | 映画・邦画
いやぁよう出来てたよ、久しぶりに感動しました

原作本も読んでたし、長編小説をムリやろ?って思ってました
でも、よくまとまって素晴らしかったです
3時間の長さも感じないくらいでしたよ

主演の渡辺謙が山崎豊子に直接会って映画化したいと頼みに行ったんですよね
わたしも山崎豊子さんの作品は好きで結構読みました
「運命の人」も文庫本待ちです

≪ストーリー≫
国民航空の労働組合委員長・恩地元(渡辺謙)は労使斡旋の末、海外に左遷
パキスタンのカラチ支店で2年間の約束がテヘラン支店へ
そしてその後ナイロビへと飛ばされ

そして、御巣鷹山事故でお客様係として直接遺族の世話係に就任

長い海外勤務の間に幹部は組合の分裂を意図的に為し
かつては副委員長だった行天四郎は自己出世のため幹部よりに

そして、そこには起こるべくして起きた飛行機事故の原因が

アカと呼ばれながらも退職せずに自分の矜持を保ち、
お世話係として戻された恩地

そして、国見新会長(石坂浩二)が就任
会社の実態を洗いなおす

政治家への利権争い、贈賄、関連会社の不正と、次々露見し
さてこれから切り込んで、というとこにきて

総理大臣(加藤剛)は国見を解職
そして、恩地もまた海外赴任に・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

1985年に実際にあった事故だけに本でもそうだけど、遺族をまわる間は、ほんとに辛くて胸が痛い
いつもの事ながら、作家さんの調査はスゴイと思いますね

アフリカでの太陽の映像、サバンナを行き交う動物の群れ
人間と自然の対比、ってことなのかな?

そして、保身、保身の政治家たち
そこにはがんじがらめのしがらみが介在してる?
コメント
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