CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

2013-06-05 17:49:25 | 映画・洋画
LIFE OF PI  2012年  BD



≪ストーリー≫
1976年、パイは、
インドで動物園を経営する父親が、政府からの援助が打ち切られるのを機に
家族や動物たちと共にカナダに移住する事を決める

洋上に出て数日後、マリアナ海溝あたりで嵐に遭遇、
奇しくもボートに乗り、ひとり生き残ったパイは、
その後、シマウマやハイエナ、オランウータン、そしてリチャード・パーカーと名付けた
ベンガルトラと乗り合わせる

船には遭難グッズが積み込まれていて、
パイは、小さな浮きを作りそこで、生存する



結局トラだけが残るのだが、ボートに乗りこむことは出来ず

パーカーの食糧を確保しないと自分が捕食される危険性があるので、

魚を採ったり、雨水を採ったりしながらやむを得ず共に生きる



あるとき、パーカーを殺す機会が訪れるが、
共に生き延びてきた彼を殺める事ができない



再び大嵐で、いかだは流されてしまい、
仕方なくボートに上がる、
そして、なんとか威嚇し、調教していく

いよいよ食べるものも無くなって、
かれらの意識が遠のいていく、

意識を失ったパイとパーカーは、ミーアキャットの島に漂着する、

しかしそこは夜になると地上では生きていけない死の島だった

再び、ボートに乗りこむパイとパーカー・・・


・.・*・.・*・.・*・.・*

劇場に行きたいと思ってた作品です
冒頭、動物園の中に、20種類くらいの動物たちが美しく映ります

そして、パイが少年の頃の話
16歳になって移住することになって
家族はそのとき亡くなって、絶望の中、
たったひとり、ちゅうかトラと生き残るんですね

常に緊張感が走るんですが、それでパイは生きていけるんですね

「汝の敵を愛せよ」みたいなもんですか


「ブロークバック・マウンテン」「ハルク」などのアン・リー監督
4年の歳月をかけたそうで、
海は台湾の閉鎖された飛行場にでっかいプールを作って撮影したとか、

パイ役のステージ・ジャルマは4000人の中から選ばれたらしい、
ちなみに彼は海を見たことなくて、泳ぎも出来なかったらしい(*_*;


ストーリーはあり得ないファンタジーですが、
何とも、サバイバル感が、神とつながるようで、

映画の初めに、
ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教があって、
パイがそれぞれのシチュエーションで神様の名を口にしますね


とにかく映像は素晴らしいです
「ロード・オブ・ザ・リング」もスゴイけど
こっちはもう美しい
トラの表情もGOODです

パイもパーカーも最後ギスギスに痩せるんですが、
どうもトラの方が可哀想な気がするんですよ


特典メニューで、監督たちの意気込みとか苦労とか解ってさらに良いですね


ついでに、「コロンブス」の比喩が出てきて
船のコックがそのジェラール・ドパルデューでしたww
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 多頭飼い崩壊後の不信 | トップ | ハッピーホリデイ? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画・洋画」カテゴリの最新記事