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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「わが母の記」

2014-05-08 15:14:00 | 映画・邦画
2011年  BS



<あらすじ>
伊上洪作は、少年のころ10年間、母八重に置き去りにされ、いつもどこかで母親を許せないでいて
彼女が家に居るときも一定の距離を保ってしまう
父親が亡くなって、
ときおり、洪作の家にも留まるが、妹二人のそばで暮らしている母親が、年々認知が激しくなる

邪険にする彼らに洪作の娘が軽井沢で世話をするようになる・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

「天平の甍」とか「敦煌」とか、井上靖作品
む~かしむかし「氷壁」は読んだことがある

彼の実話らしいです、
八重(樹木希林)は、息子(役所広司)、ふたりの娘(キムラ緑子、南果歩)、孫(宮崎あおい)とか
面倒を見る人が多い
徘徊とかするけど、なんともまだしあわせな環境だよね

ここでは、母親と息子の確執がテーマです
幼いころ、自分だけ曾祖父のお妾さんがいる土蔵にやられ、大きくなりますが、

その理由が明らかになって、息子は初めて母を許せて、こころから愛することができるようになる
途切れていく過去の中、最後まで忘れられない母の思いが伝わって、素直になる

なかなか良かったですね
最近、認知症の映画が多くなりましたね

昨日の「ふうけもん」もそんな話もあったし・・

この話は昭和39年ですが、
今の時代では、家で世話をすることってホント大変ですよね

樹木希林の演技はいつも超えてる


それにしても、家族のテーマは身に詰まります


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