ないものねだり

最近介護日誌みたいになってきたけど

母の名言またひとつ
先日も、できないことやないものばっかり望むから

私「そんな、ないもんねだりばっかりやな」
母「ないから、ねだるんやんか」

なるほど、妙に納得
でも、人間ってついそうなってしまうけど
ていうか足らんとこばっかり見てしまうよなあ

成績がもうちょっとよかったらなあ
運動ができたらなあ
顔がきれいやったらなあ
背が高かったらなあ
お金持ちやったらなあ

～∞～

「みんなの認知症」岡本杏里さんの本にも書いてあった
今できてることが喜びなんやって

「アンフィニッシュ・ライフ」

ネットで借りたロバートレッドフォード関連作２枚目
とってもとってもヒューマンドラマでした

「バガー・ヴァンスの伝説」より深いです
でも、わたしの好きな映画「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を作った監督さん（ラッセ・ハルストレム） の作品でした

アンフィニッシュ・ライフ

AN UNFINISHED LIFE　　2005年

≪ストーリー≫
物語はジーン（ジェニファー・ロペス）
ジーンの義父アイナー（ロバート・レッドフォード）
ジーンの相棒ミッチ（モーガン・フリーマン）

ジーンは、同棲中の男がDVを繰り返す癖があり、娘グリフと共にワイオミングへ逃げる
そこはグリフの祖父アイナーがミッチと共に牧場をやっている

十数年前、ジーンがドライブ中に、夫だったアイナーの息子を事故で亡くして
以来、彼はジーンに対する憎しみが心の底にあって

招かれざる客と知りつつもしばらくの間置いて欲しいとアイナーのところへやってきて、アイナーは孫娘とジーンを迎える

となりの小屋には、かつてクマに襲われ半身不随のミッチがいて
彼の面倒もアイナーが見ている
～ただ、彼の洞察力は鋭い。クマに傷つけられながらも、クマの心情がよく解るみたいで、・・～

アイナーとジーン、ミッチとクマ
お互い傷つき、寄せ付けようとしない関係を
苦しいのは自分だけじゃない、
と気付くプロセスをミッチが大きな目で見ている

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

感動しましたよ

ただ、ジェニファー・ロペスのイメージがちょっと違って

孫娘がいい緩衝材になって、そこに愛がうまれ、愛おしくなっていく様子がよくわかります

「モンタナの風に吹かれて」も感動でしたが、
おじいちゃんになったロバートもヒューマンストーリーもグッドでした
それと、やっぱりモーガン・フリーマンは映画に厚みが出る

チラチラ出てくるアライグマや猫にも顔が「にっ」てなっちゃうわ

「みんなの認知症」岡崎杏里

この前本屋さんでつと見かけたんだけど
やっぱり気になって買っちゃいました
本屋のおっちゃん、「今日は何でかこの本ばっかりよう売れてるわ」って

で、92歳の母のこと客観的に見ることができるやも知れぬ、と思って

風邪気味の彼女は最近ちーとばかし元気がないし
憎まれ口を言う

横向いて「チッ」って言いたくなる

毎日が穏やかだったり、沈んだり、目が三角になったりと、まるで猫のなんとやらで・・・(=^・^=)

今入所している老健施設の方から、今後のことどうします？って

一応、「特養老人ホーム」に入所希望の手続きを進めていくつもりではあるんだけど・・
母には状況判断が出来てないようで
がんばって歩けるようになって家へ帰る、って
わたしゃ、つらいよ

ところで、この姫or王子か知らんけど、本についてたしおり、ベッピン過ぎて
テンテンもマッっ青

背伸びしてもかないましぇんｗｗ

「バガー・ヴァンスの伝説」

久しぶりにこころが温かくなって
余韻を楽しみたい感じ
ロバート・レッドフォードっていい映画作るよなあ

今じゃ考えられん豪華俳優陣やし
ただ、ゴルフ界の話だったんで、またまたどないしよって思ったけどね(^_-)

バガー・ヴァンスの伝説
THE LEGEND OF BAGGER VANCE　　2000年

≪ストーリー≫
アメリカ南部ジョージア州の小さな町でジュナ（マット・デイモン）は若き天才ゴルファーとして町の英雄だった

ジュナは愛国精神から1次大戦に出征するが
戦場で深い心の傷を負い
ふるさとに帰るもみんなの前から姿をくらまし、荒んだ生活をする

折りしも世界恐慌の時代となり
資産家の娘アデール（シャリーズ・セロン）の所有するゴルフ場も立ち行かなくなって売却の話が出る



アデールはときの人気ゴルファー、ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘイゲンのエキシビジョンを計画し
地元からはジュナの参加を呼びかける

フォームも忘れたと言うジュナに他所から近づいてきたバガー・ヴァンス（ウィル・スミス）は
言葉は少ないが、人生とゴルフへの姿勢をつぶやく



自我とプライドでジュナの成績はさんざん

２日目バガーの言葉にフォームを取戻し、順調にスコアを縮めていくが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

いやいやよかったわ
背伸びした映画ばっかり見てるとしんどくなるけど

マット・デイモン好きとしては、若くって、
「リプリー」の後くらいの映画だね
この２年後、「ボーンシリーズ」が始まるみたいだわ
「ふたりにクギづけ」だって３年後やもんね

ウィル・スミスも物静かな重要な役で、だってタイトルだよ
ゴルフと人生が一致する言葉がそこかしこに出て、胸が熱くなりましたよ
レッドフォードらしいわ

古い映画だけどおススメです

高村薫「黄金を抱いて翔べ」

たしか大阪の女性作家さんだったはず、
と途中何度思ったことか
というのもストーリー性も筆致もそう思えなくって

大阪中ノ島にあるＳ銀行の地下にある金塊５トンを盗み出すと言うお話
しかも最後３人で分けるのに501kgにしとこって

大阪建物や関電ビルなどとっても馴染みのあるところ

北川と幸田、野田、モモ、そしてじいちゃんらは緻密な計画を元にその日を迎えようとしている

しかしそれぞれの背景があって
北川の家族、幸田とモモの関係、野田のチャラ男、
暴走族に北朝鮮と絡んでくる

金塊を奪うカモフラージュに爆弾を仕掛けたり
エレベーターを細工したり、警備員を襲ったりと
まさにハードボイルドサスペンス

本よりこりゃぜったい映画やでｗ

それにしても、この本が彼女の一作目って？
「リヴィエラを撃て」もしかり
もう１回読まな、上滑りしてそう

介護度アップ

寒い～～～温度上がンネェよ
ウチのガスストーブの温度まだ１２度

２階なんて行きたくネェよ、さぶいでぇ～

昨日も映画の帰りちょっと母のところへ顔を見に行って
老健へ入所してから２週間、
最近とっても涙もろくて、冗談言いながらハンカチで涙を拭い
何だか切ないよ

家に帰ると市役所から介護度変更の通知がやっと届いて（遅ッ！）
おそらく要介護３レベルは出るかな？って思ってたけど

ビックリ！(@_@)、レベル４！(＠_＠;)

今までは「要介護１」、「要介護５」が最高やから、
とっても意外やったｗ

そんなに悪かったんや、って感想ですね

「ソーシャル・ネットワーク」

いつ雪が降るやも、と思うようなこの寒さ
せやのに、夫はもっと寒い北陸へ行きました。ゾ～ッ凍るｗ

で、映画のタダ券もあったし今日が初日の「ソーシャル・ネットワーク」行ってきました

THE SOCIAL NETWORK
ハーバード大学生のマークはエリカに愛想をつかされ、その鬱憤を彼女のことをブログで中傷、そして思いついたのがネットの女子コンテスト

ハーバード大学のそれぞれの寮サイトにハッキング

面白いサイトにたちまち人気が出て、炎上するありさま

それからは友人のエドゥアルドと「ザ・フェイスブック」サイトを立ち上げて、

アクセス数は日増しに上昇

マークは無料で質の良いサイトを目指すが、
エドゥアルドはスポンサーを探すのに四苦八苦
そのうち、音楽ダウンロードのサイト開設者・ナップスターの創始者であるショーンと知り合って
彼の手中に取り込まれそうになる

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

まず、ＳＮＳが何かもよく分かってない私が(?_?)

いきなりマークがガールフレンドとマシンガントークで始まり、
帰寮後サイトを立ち上げるんだけど
わたしはついていくのに必死

でも、実はマークとエドゥアルドが法的に争っているシーンが現在で、交互に現れてくる

友人同士だった二人が主張しあっているけど
お互いそれほど悪いようには思えないし

結局は、利用したショーンが悪者っぽく見えるけど

マークはインターネットを愛し、エドゥアルドは友情を大切にしてたってことかな？

ちなみにエドゥアルドは「Dr.パルナサスの鏡」の道化役だよ

新しいインストラクターが二人

昨日は1ヵ月ぶりのNOVA
イントラはB、初めてのレッスン
でも、名前すら言ってくれなくて、あんた誰？どっから来たン？

相変わらず幼稚なスピーキングのわたし
リスニングはまずまずなんやけどね
新しいフレーズが使われヘン

そして今日は２ヶ月ぶりのジム
Kイントラがお休みで代行のコーチ
彼、遠目では江口洋介っぽい
近目では、赤井英和

またちょっと違ったフォームで頭よく使ったよ

かなり脳に刺激があって、リフレッシュ
すっかりボケが染みこんでたもんで・・

ブランクの割には、体もそこそこついていけたと思うでぇ

毎日さむ～い

それにつけてもこの寒さ
どこぞの池が凍ったとか！
愛車チャリで、さぶ、さぶ～
母も風邪気味、わたしの周りもひいてる人多いｗ

でもテンテンは元気だよ
ますます、動かんけどね

マッサージしてるんかい！
電源切れてたｗｗ


もっとナイスショットだったらいいのに・・ゴメン(>_

「ルドandクルシ」

ルドandクルシ　　メキシコ映画　　2008年



≪ストーリー≫
メキシコの田舎、
異父兄弟のベトとタトは草サッカーに行く途中に出合ったスカウトマン・バトゥータにタイヤの修理屋に案内してほしいと頼まれる

その後バトゥータがサッカーの試合を見に来て
弟のタトがスカウトされる
ただ、弟の夢は歌手になること

サッカーチームに入ったタトはみるみる有名になり、ついたあだ名が「クルシ（自惚れや）」
歌もデビュー、TVに出たり、有名タレントとも付き合えるようになって・・

兄の方も一歩遅れてゴールキーパーとしてサッカーチームに入り活躍
ただ、ギャンブル好きが・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

美容院のお姉ちゃんがカワイイ主人公にホレホレやったという作品
マイナーな映画館でしかやってなくって、わたしは見に行けず・・

とにかく明るい、おもしろい、行動的、
スパニッシュの血？

結構好きですよ
トントンと話の進行も早くて展開がわかるけど、とにかく陽気でポジティブ
久しぶりに笑っちゃった

それと騙したり騙されたりの寄り道がなくてスッキリしてたわ