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「擬似科学入門」を読んで!

2009年01月13日 11時17分28秒 | 

「疑似科学入門」   池内 了著   (岩波新書)  定価:700円


【この本を読んだ理由】
「擬似科学入門」というタイトルに惹かれた。



【読後感】
活字が小さかったので、私にはかなり読みづらい一冊だった。
「擬似科学」とは、科学に似ていて科学ではないものということか。
詳しくは、下記のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「疑似科学」の解説を参考にした。
著者は、この疑似科学を大まかに3つに分類して、話を進めている。
つまり、科学を装った非合理によって人を先導する疑似科学を心霊やUFOなど超自然現象をもちいる手口(第1種)、テレビの捏造番組などの手口(第2種)に加え、環境問題など複雑な因子がからむ検証困難な事象を第3種と分類して紹介している。
この本のタイトルに、入門と書いているが、いわゆる入門書ではないとの断りもあった。
擬似科学というものを、紹介し、そのエセ科学のわなに落ちないためには、どうしたら良いかを語りかけている。
ある情報を得たら、“何故そうなのか?”を先ず自分で考えてみることが、疑似科学に嵌りこまない対策だと説いている。
疑似科学的なことが多く蔓延っている現代に生きるためには、“もっと頭を使って考えねば・・・”と思った一冊である。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

疑似科学(ぎじかがく)とは、学問、学説、理論、知識、研究等のうち、その主唱者や研究者が科学であると主張したり科学であるように見せかけたりしていながら、現時点(As of Today)での知見において科学の要件として広く認められている条件(科学的方法)を十分に満たしていないものを言う。”

コメント (2)
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