今月の俳句サークルは、先生の都合で1週間早まり昨夜になった。
私は、妙高高原での霧の中でのゴルフ、先日の大阪の叔母の葬儀、夕暮れのウォーキングを宿題の3句にして提出。
しかし残念ながら、私の句に込めた思いは、先生にも仲間のみなさんにも全く伝わらず、打ちのめされた思いだった。
先週同様、今週もまた、
“私の句は、どうも一人よがりの句である”
と反省するばかり。
(原句) 高原の霧中の空へ一打うつ
(コメント)
「霧中の空へ」の「の空」は不要。
霧なので、「高原の」も不要。
「霧中へ一打うつ」のみが残る。
私は、霧の中へ打ち込む覚悟について説明した。
直ぐに、適当な言葉が浮かばず、ペンディングとなった。
自宅に帰ってから、ようやく次の句が浮かんだ。
(推敲例) 霧深し祈りを込めて一打うつ
(原句) そっくりの孫娘いて通夜の菊
(コメント)
そっくりなのは、孫と娘か。
それとも孫娘と誰かか。
なるほど、表現があいまいなのだ。
私は、通夜の晩に会った叔母さん似の孫娘のことしか思っていなかった。
そして、孫娘から当然叔母さんが連想できるものと思っていた。
もう一つ、「通夜の菊」の「菊」は通夜に付いた物ではないのかと仲間から言われた。
これについては、私も「菊」でなく「百合」にしたかったのだと。
しかし、「百合」は夏の季語だったので、諦めた経緯があって、ここの部分は自分でも満足はしていなかった。
美人の孫娘と叔母に相応しい何か適当な花が欲しかった。
先生は、咄嗟に「白桔梗」を入れて・・・
(添削例) 叔母逝きてそっくりの孫白桔梗
(原句) 道沿いの虫の音多き夕間暮れ
(コメント)
「夕間暮れ」は、素直に「夕暮れの」とした方がよい。
そうすると、「道沿い」ではなくて、もっと適当な場所が入った方がよい。
例えば、「音楽堂」・・・・
(添削例) 夕暮れの虫の音多き音楽堂
私には、決して浮かぶことのない俳句となった。
どうやら私の感性では、ついて行けそうにない世界だとその時は思った。
そして、帰宅してから、
でも、初心に戻ろう。
決して上手くなろうなんて思わないことだ。
ボケ防止のために、チャレンジしたのだったから。
私は、妙高高原での霧の中でのゴルフ、先日の大阪の叔母の葬儀、夕暮れのウォーキングを宿題の3句にして提出。
しかし残念ながら、私の句に込めた思いは、先生にも仲間のみなさんにも全く伝わらず、打ちのめされた思いだった。
先週同様、今週もまた、
“私の句は、どうも一人よがりの句である”
と反省するばかり。
(原句) 高原の霧中の空へ一打うつ
(コメント)
「霧中の空へ」の「の空」は不要。
霧なので、「高原の」も不要。
「霧中へ一打うつ」のみが残る。
私は、霧の中へ打ち込む覚悟について説明した。
直ぐに、適当な言葉が浮かばず、ペンディングとなった。
自宅に帰ってから、ようやく次の句が浮かんだ。
(推敲例) 霧深し祈りを込めて一打うつ
(原句) そっくりの孫娘いて通夜の菊
(コメント)
そっくりなのは、孫と娘か。
それとも孫娘と誰かか。
なるほど、表現があいまいなのだ。
私は、通夜の晩に会った叔母さん似の孫娘のことしか思っていなかった。
そして、孫娘から当然叔母さんが連想できるものと思っていた。
もう一つ、「通夜の菊」の「菊」は通夜に付いた物ではないのかと仲間から言われた。
これについては、私も「菊」でなく「百合」にしたかったのだと。
しかし、「百合」は夏の季語だったので、諦めた経緯があって、ここの部分は自分でも満足はしていなかった。
美人の孫娘と叔母に相応しい何か適当な花が欲しかった。
先生は、咄嗟に「白桔梗」を入れて・・・
(添削例) 叔母逝きてそっくりの孫白桔梗
(原句) 道沿いの虫の音多き夕間暮れ
(コメント)
「夕間暮れ」は、素直に「夕暮れの」とした方がよい。
そうすると、「道沿い」ではなくて、もっと適当な場所が入った方がよい。
例えば、「音楽堂」・・・・
(添削例) 夕暮れの虫の音多き音楽堂
私には、決して浮かぶことのない俳句となった。
どうやら私の感性では、ついて行けそうにない世界だとその時は思った。
そして、帰宅してから、
でも、初心に戻ろう。
決して上手くなろうなんて思わないことだ。
ボケ防止のために、チャレンジしたのだったから。