ヒマジンの試行錯誤

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「フィンランド 豊かさのメソッド」を読んで!

2009年09月19日 16時39分39秒 | 

「フィンランド 豊かさのメソッド」  堀内都喜子著  (集英社新書)  定価:700円


【この本を読んだ理由】
フィンランドという国は、あまり馴染みがない。
タイトルからくるイメージもはっきりしない。
しかし、帯に付いている宣伝文句“世界 今を生き抜くヒントがある。”で、興味が湧いた。



【読後感】
著者は女性。
この本に紹介されているプロフィルによれば、
“堀内都喜子
1974年長野県生まれ。(つまり、35歳。思ったより若いひとだった。)
大学卒業後、日本語教師等を経て、フィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院に留学。
(日本での卒業大学は不明、でもフィンランドへ留学生として・・・)
異文化コミュニケーションを学び、修士号を取得。
フィンランド系企業に勤務しつつ、フリーライターとしても活躍中。”
とある。
著者がフィンランドで5年間住んだ経験を通して、フィンランドという国をかなり踏み込んで紹介している。
これから、フィンランドへ行きたい人、留学を希望する人は一読に値する本だと思う。

印象に残ったところを1、2紹介する。

“税金が高く社会福祉制度が整っていることで有名なフィンランド。
そこは性別、年齢、過去、そして私生活にこだわらないおおらかさが内在している国であり、
それが強い女性たちを生み出し、家族のあり方を変え、いろいろな意味での平等を築いている。”

“著者が感じるフィンランドのおもしろベスト5
 ①“世界一まずい”サルミアッキが大好物
 ②名前がなくて、外でお昼寝する赤ちゃん
 ③ノルディックウォーキングにフィンランド式野球
 ④誰よりもスウェーデン嫌い
 ⑤家でもなんでも自分で作る”

フィンランドは、日本より面積が若干小さいが、人口は500万人程度で人口密度が非常に小さい。
緯度は北海道よりも北であり、寒い。
森が多く、サウナの発祥地でサウナの好きな国のようだ。
この本を読んで、特に、今を生き抜くヒントのようなものには気付かなかった。
私は、フィンランドという国へは一度は行ってみたいが、あまり住んで見たいとは思わなかった。
コメント (4)
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