「1Q84 BOOK3 前篇・後編」 村上春樹著 (新潮文庫) 定価:各630円
フランス旅行から帰ってきて直ぐに、
「1Q84 BOOK3 前(5)後(6)編」を購入した。
BOOK3 前篇(5)の帯の宣伝文は、
“Qの魔法の森
そのひとことはすぐちかくにいるかもしれない。
ここからあるいていけるところにーーー
1Q84年の深い森の中から、新しき物語が現れる・・・・・・”
そして、BOOK3 後編(6)の帯の宣伝文は、
“Qからの出発
長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。
青豆、と天吾は思った。
物語を読み終える時、あなたは世界と温かくつながる・・・・・・”
BOOK3では、主人公の青豆と天吾の他に牛河が加わる。
各章が、牛河、青豆、天吾の順に展開される。
そのため、時間軸が多少行ったり来たりする。
そして、最終章は“天吾と青豆”となりエンディングとなる。
月が二つある1Q84年の世界から普通に月が一つある1984年に戻る。
結局、この小説がベストセラーと言われる所以を知りたくて最後まで読んでしまった。
しかし、途中、何度か読むのを止めようかと思ったくらいで、
この小説は、空想・幻想性が強く、あまり私の好みではなかった。
根気がいいね。
付いていけなくて、2話でやめてしまいました。
執念で最後まで読みました。
諦めが悪いだけかも・・・。