本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

方向音痴。

2006年03月04日 | おえかきもの
ミスターマックス店内で、
かならず迷子になります。。。

お買い物には、携帯が欠かせません。
夫に言わせると、
いつのまにか見失う」らしい。
ちょっと他のものに気をとられているうちに、
すたすた目当ての商品のところへ行く夫とはぐれてしまうのです。

ですから、旅人よ。
こんなわたし目掛けて、まっしぐらにやってきて、
道を聞こうとするのはやめてください。(他にも人、歩いているでしょうっ)
自宅に帰るときも迷うような人間です。
帰巣本能ゼロなんです。……

「路線地図、どこにあったかしらー?」
「この辺に自然食品のお店、あったわねえ?」って、おばさまがた。
わたし、本当に分からないの。
今いる場所ですらも。(。 。;)

図書館で借りました:1

2006年03月04日 | 

『もち・ぽち』小林裕美子 徳間書店 2005

 これもダヴィンチで紹介されていたので、読みたいと思っていたんだー♪
 猫のもちと犬のぽちの毎日が織り成す3コママンガです。
 マイペースで自由奔放、自分に甘く他人に厳しいもちと、
 真面目で全力投球、時に慎重すぎて損をするぽちは、
 かなり対照的なコンビだけど、自分と周りの誰かにどこか似ていて、
 綴られる出来事に思わず、「あるある!」と笑ってしまいます。
 最近わたしは「犬型」と夫に言われているけど、
 (飼い主に煩くつきまとう忠犬ってか?)
 どちらかといえば気ままさが、もち寄りかもしれない、と思った…。
 (あと、常に自分に都合良く解釈する思考回路ねっ)
 夫のほうがぽちっぽいぞ。
 (特におたくなトコが…)

 性格の違いは時に苛立ちを生むけれど、
 客観的に見ると、かえって面白いものですね。

『ターシャ・テューダーのクリスマス』
ハリー・デイヴィス著ジェイ・ポール写真 文藝春秋 2000


 19世紀半ばのライフスタイルを好む、絵本作家ターシャ・テューダー。
 この本の内容は、端的に言えば、
 ターシャ・テューダー流クリスマスの紹介、といったところでしょうか。
 ツリーもリースも、ご馳走もプレゼントも手作り♪
 前もって、ゆっくり時間をかけたからこそ実現する、
 夢のようなクリスマスなんです!

 伝統的な農家で、昔ながらの生活を営むターシャお婆さん。
 自分というものを持っている、素敵な女性です。
 スローライフって、つまりは引き算じゃないでしょうか。
 近代文明から、潔くいろいろなものを引ける人じゃないと、
 あんな風には暮らせない。(すごく不便だもの)
 それでも本当に必要なものが何か分かっているから、いつも楽しそう。
 毎日せっせと、積み重ねるように働いているけれど、ばたばた急がないし。

 商業主義のクリスマスが、ピカピカ点滅するカラフル電飾だとすれば、
 ターシャお婆さんのクリスマスは、さながらツリーに飾った、暖かな蝋燭の光。
 あんなツリー、絵本以外で初めて見たよ~☆
 クリスマスのご馳走も、高級レストランに比べたら質素かもしれないけど、
 家庭的で実に美味しそう!
 家畜やペットなどの動物たちも、この時期は特別大切にされて、
 幸せそうな顔をしていました。       

 物を持ちすぎずに、心豊かな暮らし。
 
なんだか羨ましいです。