いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

213年前のいわきの行事など!!

2012-03-06 09:22:20 | 日記

この部屋は
天井・側面・床・すべてを交換している最中です。

昨日から2日間の予定で
確定申告の整理・仕上げ中です。

これから最終チェックして
清書して午後に税務署に届けます。

例年ですと1月下旬にまとめ
2月初めには仕上げ、
2月20日ごろ提出がパターンでしたが、
今年は家の修理・受験学習が重なり遅れに遅れました
が、
これが1年の締めくくりという気持ちになり
今年も
国民としての義務が果たせたなあと感じる時です。

特に今年度は
3・11、4・11、4・12以後の
いわきでは
今までにない経験後の年度になりましたので、
感慨深い確定申告の年度になりました。

213年前のいわきの暮らしぶりを
いのししの歴史サークルで現代訳にしました、

寛政十一年農家年中行事・・・長谷川安道著より
ひも解いて見ますと

一.三月三日の雛事とは、子供の節句として、草もち、白酒、あさつきや

 乾し大根のなますなどは、第一の献立である。

 その他、いろいろな備え物は
 
  分量にしたがって思い思いのおくりものとしては

 内裏雛、小山人形行列の箱入りなどあるいは、

 菓子・せんべい等見つくろってやるのである。

一.桃、桜の花盛りにて、面白おかしく花見、遊山など百姓は、

 そんな風には、やるものではない。

 

一.今月の土用は、節分より七十五日目になる。

 この時期、稲の種は種井から揚げ昼は外に出し、

 夜は、内に入れて、むしろ、こもをかけてよく萌して蒔くことである。

 ただし萌しすぎては風に寄せられて悪い。そのかげんが大切だ。

 なわしろは、

 よく土を細かくして、よく肥しを入れて、なわしろを広くして、
 
 種をまばらに播き、稲苗を太らせて植えれば稲はよくできる。

 なわしろを狭くして、種を播けば苗はやせ、風に吹き折られてしまう。

(そうすると)水が腐り、心葉が萌えても青虫に食われ、稲ことごとくおくれて、秋風にあっては

 青米になり、、納米、飯米にも甚だ悪くなる。

 よくこれを考えて、蒔き物・植物は、大切にしなければいけない。

※土用:立夏・立秋・立冬・立春の前のそれぞれ十八日間をいう。

一.今月は、農(繁期)中の米・麦をついたりして、蓄えておく心掛けが必要である。

と農家の心がけを書いています。

いのししも家庭菜園をして、
例年ですと配偶者の実家に借りています畑に
じゃがいもを植える準備の時期ですが、
今年は全く手を付けられないでいます。

家の修理が終わる4月に始めるしかないと
配偶者と話しているところですので、
長谷川さんの言葉には耳が痛いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする