いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

「みそ」を作りました・・・いわき

2013-03-06 18:31:35 | 味噌作り

今回は例年の半分の量を作りました。
回数を増やすつもりです。
味も変わる!!


大豆をつぶして、これに麹を混ぜていきます。


こんな鍋2つを利用。


麹菌です。
塩に混ぜておきました。

 

味噌の材料は、
大豆・米麹・塩の3つだけというシンプル
なものですので、
安心して納得できる材料を使いましょう。

又約6カ月以上寝かせなければいけませんが
出来上がりが楽しみでもある期間となります。
出来れば1年以上寝かせたいですが・・・・・



手作り・味噌作り

材料:

  • 大豆   3kg
  • 米麹   4kg(通常は3kgでOK。)・・・麹を増やしますと余計おいしい。
  • 塩     1kg

 作り方:

1. 大豆を1晩水に浸します。
   (大豆を水で洗い、虫食いや浮いた大豆を取り除きます。)

2. 大豆を浸した水で煮ます。(沸騰するまでは、蓋をして強火で、沸騰しましたら、
  蓋を取り煮立つ程度の火加減まで火を弱めます。)・・・煮汁が減りましたら、
  水を足して、 必ず大豆がかぶるくらいの煮汁を保つのがポイントです。
  アクが出ましたら、すくいまして3時間くらい煮ます。
  煮る時間は豆の量・ガスの種類等により変わります。
  今回は家庭で使用しているプロパンガスを使いました。

3. 煮た大豆をざるにあけ、汁を切っておきます。(汁は取っておきます。)

4. 3の工程の間に米麹と塩を煮汁に入れて混ぜておきます。(煮汁を利用します。)

5. いつもは餅つき機を利用していますが、
  今回は大豆に煮汁を少し入れてすり鉢で、
   つぶしました。・・つぶし加減はお好みで。
   (量も少ないので)

6. 焼酎(アルコール)で容器を洗います。(雑菌が入らないように)

7. つぶした大豆と4の(米麹と塩と煮汁を混ぜておいたもの)と混ぜ合わせます。
  手を消毒して、
  手で全体がしっくりし大豆と米麹などのムラがなくなるように混ぜます。

8. 焼酎で容器を洗った保存用容器に入れます。(手をきれいにし。)
   空気を抜くように隙間なく、 きっちり と手で押し込みます。
   手で表面をならして、まわりをきれいにふき取ります。
   (残るとカビの原因になります。)

9. 終了しましたら、焼酎を吹き付けます。

10. 蓋をして終了です。
     容器に仕込んだ日付・手入れの日付を書いたメモを張り
   容器を通気性の良い、冷暗所に保存します。

11. 手入れは、月1回くらい行います。
   
・・・みそだまりが1cm位になったら手入れの目安といわれます。

12. 手入れをします・・・今後月1回くらい。

   (天地返しをします)・・・木べらで味噌の上下を味噌だまりごと混ぜ合わせます。

天地返しとは:発酵の途中で発生した炭酸ガスを抜いて酸素を補給することで、
           麹菌の活動で新たに生まれたたくさんの微生物の働きを促進して
           おいしい味噌になるためです。

6か月後の
9月上旬・試験終了後が楽しみです。

生息する酵母が違うので、
同じ材料でも熟成後の風味が異なるところが面白い。
作り始めるとやめられないところも面白い!!

 

コメント (2)
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214年前・いわきの様子・・・寛政十一年農家年中行事から

2013-03-06 09:58:15 | なるほど歴史塾

いわき市生涯学習プラザに活けられていました。
豪快で迫力満点。
気力を感じさせる一品でした。

長谷川安道さんが書いた
寛政十一年農家年中行事から
三月の様子を。

寛政十一年農家年中行事・・・長谷川安道著より
ひも解いて見ますと

一.三月三日の雛事とは、
  子供の節句として、草もち、白酒、あさつきや
  
乾し大根のなますなどは、第一の献立である。

   
その他、いろいろな備え物は

   分量にしたがって思い思いのおくりものとしては
  内裏雛、小山人形行列の箱入りなどあるいは、
  菓子・せんべい等見つくろってやるのである。

一.桃、桜の花盛りにて、面白おかしく花見、遊山など百姓は、
  
そんな風には、やるものではない。

 一.今月の土用は、節分より七十五日目になる。

  この時期、稲の種は種井から揚げ昼は外に出し、
  夜は、内に入れて、むしろ、こもをかけてよく萌して蒔くことである。
  ただし萌しすぎては風に寄せられて悪い。そのかげんが大切だ。

  
なわしろは、
  よく土を細かくして、よく肥しを入れて、なわしろを広くして、
  種をまばらに播き、稲苗を太らせて植えれば稲はよくできる。
  
なわしろを狭くして、種を播けば苗はやせ、風に吹き折られてしまう。
  
(そうすると)
    水が腐り、心葉が萌えても青虫に食われ、稲ことごとくおくれて、
  秋風にあっては

  青米になり、、納米、飯米にも甚だ悪くなる。
  よくこれを考えて、蒔き物・植物は、大切にしなければいけない。

※土用:立夏・立秋・立冬・立春の前のそれぞれ十八日間をいう。

一.今月は、
  農(繁期)中の米・麦をついたりして、蓄えておく心掛けが必要である。

と子供の節句に心配りをし
花見などにうつつを抜かさず
田畑の仕事に心配りをする
誠実な庶民の姿が書かれています。

今につながる日本人としての誇りを感じます。

今日のいわきは
非常にあたたかく気持ちの良い日となっています。
最近各新聞に味噌作りの記事が載っていましたので、
少し作ろうかなと
昨日から仕込み
今作成中!!

今回から量を半分し
回数を増やそうかと。

豆3㎏
麹4kgです。
いつもは豆5㎏、麹7㎏で作っていました。
手作り味噌は
おいしいですから。

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