いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

片寄平蔵といわきの石炭産業・・・片寄平蔵生誕200年記念講演会から

2013-03-12 13:55:47 | いわきの歴史

嘉永6年(1853年)ペリー来航時代の絵図のようです。
安政6年(1859年)の地図。

片寄平蔵も
明石屋平蔵商店として店を出していたと。


常磐地方の炭鉱業の略年表です。
片寄平蔵関連としてまとめられました。
平蔵が急死した安政7年(1860年)から明治18年ごろまでが
書かれています。
いわき市史 常磐炭田史より


明治20年から40年ごろまで。


明治42年から大正15年くらいまで。


昭和40年から昭和60年くらいまで。
9月1日常磐興産、常磐炭鉱を吸収合併までが・・・・・

片寄平蔵といわきの石炭産業

講師は小野浩先生でした。

3月9日(土)内郷支所にて

片寄平蔵が石炭を弥勒沢で発見して
掘り出し
販売
製品化
まで一人ですべて
賄ったプロセスを簡潔のまとめられました。

その後
上記写真のように
現在の神奈川県庁真向かいに
明石屋と組んで「明石家平蔵商店」として、
約ラトブの大きさの店を出していたことが
紹介され興味を持てた。

その後
明治の初めから石炭のピーク
衰退。閉山までの過程を
いわき市史 常磐炭田史から、
簡潔に説明されました。

一つ一つがドラマです。

露天掘りやツルハシ採炭時代で運搬も牛馬で小名浜から船便の時代から
機械採炭の時代までの流れ
そして閉山に追い込まれる過程。
石炭産業の誕生から終了までの歴史を一気に。

石炭運搬のために明治30年(1897年)2月5日水戸・平間開通
大正8年6月16日には温泉大噴出のため
秋に湯元温泉の噴湯が止まってしまったことなど
様々な事例が略年表から読み取れます。
楽しかったです。

4月1日から
小野先生が中心にラトブの総合図書館で「片寄平蔵展」が行われます。
4月17日にはいわき地域學會で、小野先生が「片寄平蔵」を話されますし
秋以降には内郷学でも「片寄平蔵」を話されるそうですから、
今年の小野先生の動向から目を離せません!!

ご期待します。

小野先生
常磐炭田の歴史を簡潔に
ありがとうございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする