お茶の水
とまりぎ
朝10時にニコライ堂の前に立つと、鐘の音が聞こえる。
鐘突堂をよく見ると、ひとりで紐を操って鳴らしているのがわかる。
かなり大きな音で、日本の寺のようなひとつの鐘の音ではなく、いくつかの音程がしばらく続く。
これが昔の歌にあった「ニコライの鐘」だ。
聴いたのははじめてかもしれない。 むかしは駅からもよく見えたのだが、ビルが建って見えなくなった。
お茶の水には大学が多い。駅近くに明治大学、日本大学、中央大学、東京医科歯科大学、順天堂大学の一部がある。
当然、学生が多い。
駅から歩いて神田川を越える聖橋から下を見ると、JR総武線、中央線の下にトンネルがあって、東京メトロの丸の内線の線路がある。
(岐路にたったとき、ここでしばらく考えて決断したことがある。むかしのことだ)
橋を越え湯島の聖堂へ入る。
大きな像があって、孔子だ。
湯島聖堂は儒教から始まったようだから、これだけの像があるのだろう。
外に昌平坂が残っていて、昌平校といわれたこともあったようだ。
昌平坂を抜けると、向い側に神田明神。 鳥居の横に甘酒屋がある。
麹を「かうぢ」と書いて残しているところも面白い。 裏へ抜けられるようになっている。
(今とは別のところにあったが)通勤で通ったこともあった。
小説での「神田明神下の銭形平次」の名を残したのは、作者の岡本綺堂のためだろう。
とまりぎ
朝10時にニコライ堂の前に立つと、鐘の音が聞こえる。
鐘突堂をよく見ると、ひとりで紐を操って鳴らしているのがわかる。
かなり大きな音で、日本の寺のようなひとつの鐘の音ではなく、いくつかの音程がしばらく続く。
これが昔の歌にあった「ニコライの鐘」だ。
聴いたのははじめてかもしれない。 むかしは駅からもよく見えたのだが、ビルが建って見えなくなった。
お茶の水には大学が多い。駅近くに明治大学、日本大学、中央大学、東京医科歯科大学、順天堂大学の一部がある。
当然、学生が多い。
駅から歩いて神田川を越える聖橋から下を見ると、JR総武線、中央線の下にトンネルがあって、東京メトロの丸の内線の線路がある。
(岐路にたったとき、ここでしばらく考えて決断したことがある。むかしのことだ)
湯島聖堂は儒教から始まったようだから、これだけの像があるのだろう。
外に昌平坂が残っていて、昌平校といわれたこともあったようだ。
昌平坂を抜けると、向い側に神田明神。 鳥居の横に甘酒屋がある。
麹を「かうぢ」と書いて残しているところも面白い。 裏へ抜けられるようになっている。
(今とは別のところにあったが)通勤で通ったこともあった。